希望と勇気がわく政治に変えていこう--大阪・岐阜・三重で

　日本共産党の山下よしき副委員長は１２日、岐阜市と、三重県の津市、四日市市を駆け、井上さとし比例候補とともに街頭演説を行いました。「野党統一候補の勝利、比例は日本共産党と広げ、希望と勇気が湧く政治に変えよう」との熱い訴えに、足を止め聞き入る人の列が膨らみました。

共産党が伸びれば必ず政治は変わる--井上比例候補と

　ＳＮＳで情報を得て訪れた津市の男性（３１）は「安倍政権を終わらせたい。今日の話に心を打たれた。比例は共産党にする」。井上候補は「安倍政権の狙いはアメリカと一緒に血を流す自衛隊にすること。被爆２世として、９条改悪を体を張ってでも止めなきゃいけない。平和憲法を守る思いを込めた一票を日本共産党へ」と力を込めました。

　山下氏は「今からでも消費税１０％は止められます」と強調。カードでポイント還元などの増税対策は「高額商品を買ってがっぽりポイントが付く富裕層が喜んでも、中小零細業者や庶民は混乱と負担増だけ」と指摘。二番の対策は増税しないこと。税金のあり方を決めるのは安倍総理ではなく、主権者である国民。野党を伸ばし、日本共産党を伸ばして１０％増税を必ず止めよう」と訴えました。

　減らない年金や「くらしに希望を　三つのプラン」、消費税に頼らない財源提案を紹介し「財界中心、アメリ力言いなりの政治のゆがみを大本から正す共産党が伸びれば必ず政治は変わる。どうか比例は共産党と広げて」と力いっぱい呼びかけました。

国会になくてはならない議席--大阪でたつみ候補と

　日本共産党の山下よしき副委員長・比例候補は１１日、大阪府の豊中市と箕面市で開かれた演説会に駆け付け、政治を変革する展望を語り、比例での日本共産党の躍進と、大激戦の参院大阪選挙区（改選数４）で、たつみコータロー候補の再選を呼びかけました。

　山下氏は、森友疑惑追及など、たつみ氏の国会追及を紹介し「国会になくてはならない議席、これを守れるのは大阪の人たち。自民、公明、維新に負けていられない」と訴えました。

　たつみ氏は「間違っても大阪にギャンブル依存症を増やすカジノを誘致してはいけない」と強調し、「改選数４の大阪選挙区でカジノ反対をはっきり言っているのは私しかいない。勝ち抜かせてください」と力を込めました。

【写真上】訴える山下副委員長と井上比例候補（左端）＝１２日、岐阜市
【写真下】聴衆の声援に応える（左から）山下、たつみ両氏＝１１日、大阪府豊中市