日本共産党の山下よしき副委員長・参院議員は３０日、大阪府内の和泉市、堺市、大阪市を駆け巡りました。改選数４の参院大阪選挙区をたたかう、たつみコータロー参院議員、山本のりこ参院比例予定候補とともに訴えました。

　時折大雨に見舞われる中、山下氏は、ＪＲ和泉府中駅前、泉北高速泉ケ丘駅前、南海堺東駅前、地下鉄あびこ駅前で演説。消費税増税中止や「減らない年金」制度、８時間働けばふつうに暮らせる政策を紹介し「国民の願いを実現するため大企業中心、アメリカ言いなりの政治を正す共産党を伸ばしてください」と力説しました。

　森友問題の追及など参院での、たつみ議員の役割に触れ「大阪では自民、公明、維新２人に議席を独占させてはなりません。たつみさんを勝たせてください」と述べました。

　たつみ氏は「大阪でカジノや『都』構想を許してはならない。私を勝ち抜かせてください」と訴えました。

　和泉市で聞いていた女性（６７）は「共産党は消費税１０％中止をはっきり言っている。期待します」と述べ、堺市では中学２年の男子生徒（１４）が「年金のことは友人の間でも話題になっている。共産党の話はまっすぐでわかりやすい」と話しました。