奈良県の日本共産党中南和地区委員会は９日、山下よしき党副委員長・参院議員を迎え、大和高田市で演説会を開きました。

　山下氏は、暮らしを直撃する消費税増税を進め、憲法９条を変えて日本を戦争する国にしようとする安倍政権に、対案を示し対決する党の値打ちについて熱く語りました。

　共産党県議団の役割について、荒井知事の「オール与党」の県議会のもと、高校統廃合や奈良壊しを県民の目線でチェックし、小・中学校へのエアコン設置や子どもの医療費助成制度の拡充など県民の願いを実現する実績を紹介。「大和高田から党躍進の大きな風を吹かせてください」と訴えました。

　太田あつし県議は、県有施設の耐震化や高すぎる国保料の問題などについて述べ「県議会の議席を５人から７人にするために全力でがんばります」と訴えました。

　統一地方選後半戦で大和高田市議選に立候補する沢田よう子、向川まさひで両市議と所すすむ予定候補は「市民の願い実現へ３人の議員団誕生に力をかしてください」と呼びかけました。

　かまの祥二参院奈良選挙区予定候補は「暮らしを応援する、新しい政治を一緒につくりましょう」と訴えました。