日本共産党の山下よしき副委員長・参院議員は１６日、和歌山県白浜町に駆け付け、前ひさし参院和歌山選挙区予定候補、高田よしかず県議予定候補と一緒に訴えました。

　会場いっぱいの参加者の熱気があふれる中、山下氏は、米軍基地建設のため沖縄県辺野古に土砂投入を強行した安倍政権を批判し「国民の声を聞かない政権を一刻も早く退陣させたい」と力説。「来年の参院選で３２の１人区全部で野党が本気の共闘をするなら勝てます。共闘の前進と共産党の躍進で自公と維新を少数に追い込みましょう」と訴えました。

　自民党が県議会で多数を占める和歌山県政について、カジノ誘致に熱心な一方、県民の暮らしに冷たいと指摘。前県議の高田予定候補が梅枯れやダム、原発問題を科学的な調査を踏まえ追及したことに触れ「党派を超えて高田さんを県議会に押し上げてください。反戦平和の不屈の歴史をもつ共産党は、まっすぐがんばることができます。支持を大きく広げてください」と呼びかけました。

　前参院選挙区予定候補は「市民と野党の共闘を強めたい」と強調。定数２で議席奪還をめざす高田県議予定候補は「災害に強い地域をつくりたい。私を県議会に送ってください」と訴えました。