29日夜、香川県善通寺市の偕行社(旧善通寺偕行社)で開かれた演説会で、たなべ健一野党統一候補(共産党公認)の必勝と党躍進を訴えました。
私は、参院選32の全1人区で野党統一候補がそろい、共闘が「わくわくする選挙」になっていると強調。「香川では共産党公認の、たなべさんが野党統一候補になった。市民と野党が力を合わせて、新しい政治をつくる歴史的な選挙。なんとしても勝利する」と表明しました。
戦争法や集団的自衛権に関連し、「専守防衛の志を持ち、被災地で人命救助に当たる自衛官を、日本の防衛と関係がない海外での殺し殺される戦場に出していいのか」と主張しました。
旧陸軍第11師団が置かれた善通寺市の歴史に触れ「若い兵士が、旧満州(中国東北部)や太平洋の激戦地に送られ、多くが亡くなった。この痛苦の経験から手にしたのが日本国憲法。憲法9条を守れの願いに応えられるのは、たなべ候補しかいません。党派や立場を超えて、憲法を守る議席を与えてください」と呼びかけました。
たなべ候補は「参院選は憲法の平和主義を守る大きな選択となっています。憲法守れの声を私に託してください」と訴えました。
民進党県連幹事長の山本悟史県議は「私たちの仲間が一人でも多く支持してもらえるように頑張ります」。社民党県連代表の高田良徳県議は「野党共闘は1たす1が3にでも4にでもなる。勝てる選挙だ」と呼びかけました。「ママの会」の村上可奈子さんも応援に駆けつけました。
私は、善通寺市の演説会に先立ち、JR坂出駅前で、元坂出市議会議長(社民党)の藤川亘氏と演説しました。
善通寺市は、陸上自衛隊第14旅団司令部がある“自衛隊の街”です。地元の党組織は、自衛隊関係者に向けた「自衛隊を海外の戦場に行かせない 隊員も家族も泣かせない」と呼び掛けるビラも作成しています。