４日、国会内で記者会見し、７月の参院選の比例候補者名簿に、今期で勇退することを表明していた市田忠義副委員長・参院議員を登載することを決定したと発表しました。

　日本共産党がこの間、「国民連合政府」の提案、その後の野党共闘の前進など新しいチャレンジを行ってきました。こうした歴史的局面を迎えているわが党国会議員団に、書記局長として１３年、参院議員として３期１８年奮闘されてきた市田さんの練達した力が、どうしても必要との判断に基づく決定です。

　そのうえで、市田さんには特定の担当地域は持たずに全国規模で活動してもらうこと、比例代表で８５０万票以上、得票率１５％以上、８議席以上という目標に変更はないことをお話ししました。

　党副委員長　参議院議員（比例代表） 党議員団総会会長・参議院議員団長

　参議院議員（3期目）。労働委員などを歴任。現在、環境委員会、政治倫理審査会に所属。

　1942年（昭和17年）12月、大阪府生まれ。滋賀県立八日市高校卒業。働きながら立命館大学を卒業。繊維商社、弁護士事務所を経て龍谷大学に勤務（図書館司書）。同大学に職員組合をつくり、書記長。

　1971年　日本共産党の活動に専念。京都伏見地区委員長、京都府委員会書記長、京都府委員長を歴任。

　1994年　第20回党回大会で常任幹部会委員。

　1998年　比例代表で参議院議員に初当選。以後、2004年、10年に3期連続当選。

　1999年　選挙対策局長

　2000年11月　第22回党大会で書記局長に選出。14年1月、副委員長に選出。