日本共産党の山下芳生書記局長・参院議員は衆院解散の翌２２日、総選挙と同日投票（１２月１４日）で県議選が行われる茨城県水戸市の演説会で、「総選挙と県議選で日本共産党の躍進を」と訴えました。

　会場の駿優教育会館は、総選挙勝利と現有２議席の倍増めざして水戸市区（定数６）で大内くみ子県議（北関東比例、茨城１区重複予定候補）の議席を引き継ぐ江尻かな予定候補必勝の熱気に包まれました。

　「総選挙と茨城県議選、ダブルで審判を下せる選挙」と切り出した山下氏は、「今度の解散は、安倍首相が国民に追い込まれたもの。国民にとっては政治を変えるチャンス」と強調しました。

　消費税増税や「戦争する国づくり」を挙げ、「問われているのは、この２年間の安倍政治の全体」と指摘した山下氏は、「自共対決が鮮やかになっている選挙。日本共産党の躍進で、暴走政治にストップをかけ、国民の声が生きる新しい政治を実現しましょう」と呼びかけました。

　山下氏は、県民に冷たい県政や知事提案に何でも賛成の「オール与党」議会に触れ、「日本共産党が現有２議席から倍増すれば、県政を動かす大きな力になります」と江尻予定候補ら４候補全員の当選を訴えると、会場は大きな拍手で応えました。

　衆院小選挙区と中間・いっせい地方選の全候補が紹介され、大内、江尻両予定候補が必勝の決意を表明。演説会には元公明党副委員長の二見伸明元衆院議員が激励メッセージを寄せました。