4日、国会内で記者会見し、7月末までの「党創立92周年・いっせい地方選挙勝利をめざす躍進月間」の特徴について問われ、「若い人の入党が広がったことが一つの特徴だ。安倍政権の暴走に国民的批判が高まるなかで、とくに青年・学生で大きな変化が起こっている」と強調しました。
集団的自衛権行使容認による「海外で戦争をする国」づくりへの抗議、原発問題、雇用、震災復興などのさまざまなテーマで若者の自発的な行動が広がり、「『デモに参加したい』『社会の仕組みを知りたい』という若者が急速に増えている」と指摘。全国315の党地区委員会の58%で新たに青年・学生の党員を迎えたことを明らかにし、日本共産党が未来を託せる党だと見られている表れです。
来春のいっせい地方選挙に向けた取り組みについては、党幹部会(3日)で、躍進月間で始まった前進を絶対に中断させずに、持続的に発展させようという意思統一を行ったと説明し、第2次全国遊説を10〜12月に行うことを明らかにしました。
内閣改造
顔ぶれを変えても国民の批判免れず
つづいて、記者会見で安倍晋三首相が9月上旬の内閣改造を言明したことについて問われました。
私は、集団的自衛権行使容認の閣議決定をはじめ、急速に安倍政権に対する国民の批判が高まっている。その基本的な路線を変えることなく顔ぶれだけを変えても、国民の批判を免れることはできない。国民とともに「安倍政権打倒」の大運動を展開するという私たちの立場は変わらないと表明しました。