国会論戦と運動の力で暴走政治ををストップさせよう。
2013年10月16日
☆15日、臨時国会が開会。パワーアップした日本共産党参院議員団11名が勢ぞろいで請願デモ激励。どの問題でも安倍政権が暴走すればするほど、国民との矛盾は広がらざるをえません。国会論戦と運動の力で暴走政治ををストップさせよう。
☆ 5・3憲法集会実行委員会による院内集会があり、党を代表して挨拶しました。
各地から140人もの方が参加。憲法の解釈を変えて集団的自衛権行使を容認させようとする動きや、秘密保護法案・国家安全保障会議設置法案など、戦争できる国づくりをめざす安倍政権の暴挙は許さない!と熱気にあふれました。
第二次安倍内閣が発足して1年。平和憲法を破壊する反動的な動きを一段と加速させています。そうした中、今国会で成立をねらっているのが、国家安全保障会議=日本版NSC設置法案と秘密保護法案です。
日本版NSCは、外交・安全保障政策の「司令塔」といいますが、アメリカと緊密に情報交換して「海外で戦争する国」づくりの司令塔ともなるものです。
秘密保護法は、民主主義の根幹である国民の知る権利、言論表現の自由を脅かし、日本国憲法の基本原理を根底からくつがえす重大な法案です。
この法案の狙いは、国民の目と耳、口をふさぎ、「海外で戦争する国」づくりをすすめることと一体のものだと思います。何が「秘密」かは政府が決めることができます。国民に知らせたくない情報、政府に都合の悪い情報も政府が特定して「秘密」にすることが可能です。しかも「秘密」を漏らした人だけでなく、「秘密」にアクセスしようとする国民や報道メディアの活動も最高で懲役10年という重罪の対象とされる危険があります。国会による「秘密」の調査権も制限されます。日米の軍事情報をはじめ、原発やTPPまで政府に都合の悪いものはすべて隠してしまい、国民が知りうるべき情報をも統制しようとするものです。
国会内外で世論を広げ、なんとしても提出自体を阻止、廃案に追い込む必要があります。
☆ 夕方、台風26号接近で雨風が強まる中、新宿駅東口で「ブラック企業規制法案」提出の報告する街頭宣伝を行いました。手を振ってくれたり、ビラの受け取りも上々。
コータローさん、吉良さん、曽根はじめ都議会議員、スタッフのみなさん、風雨の中、お疲れ様でした。