「堺はひとつ」―大義ある共同の力で、市長選勝利を!
2013年09月13日
☆ いよいよ始まる堺市長選(15日告示、29日投票)。「堺はひとつ!堺をなくすな!」の共同が大きく広がり、強められています。
12日に開かれた日本共産党も加わる「住みよい堺市をつくる会」の「We Love さかい 堺をまもろう! 市民大集合」では、堺市自治連合協議会の静又三さん、堺市議会議員(ソレイユ堺)の山口典子さん、前堺市副市長の高橋保さんが、それぞれの立場から連帯のあいさつをしてくれました。
政治的立場は違っても、橋下・「維新の会」による「堺市つぶし」に反対する一点で力を合わせとはどういうことか、眼に見える形で示され、2階席まで埋まった会場に、共同の大義への確信、竹山修身市長勝利への決意がみなぎっていくのがわかりました。
私からは、@維新による「堺つぶし」の事実を全市民に伝えよう、Aその狙いは知事に権限を集中し、財源を「大阪都」に吸い上げることで大規模開発を推進することにある、B「共産党がー緒だからダメ」という「分断」攻撃を市民共同の力ではね返そう、と訴えました。
その中で、維新が「だまされないでください!大阪都になっても、堺をなくしません」と市民をあざむくビラを配布していることを紹介。一昨年の大阪市長選と同じやり方であり、こういう人物に推される候補者に、政治を語る資格はないと指摘しました。
「慰安婦は必要だった」という橋下発言についても一言。
「やは肌のあつき血潮にふれも見で さびしからずや道を説く君」
「君死にたまふこと勿れ」
堺が生んだ歌人・与謝野晶子は、明治の時代に、人間の恋愛を生き生きと表現し、戦争に抗議しました。その堺で、戦争中、女性の尊厳、人間の尊厳を踏みにじることを肯定する人物や、それにー言もものが言えない人物を君臨させるわけにはいきません。
維新も生き残りをかけて必死。「堺はひとつ!堺をなくすな!」のー点での大義ある共同を、いっそう広げ固め、なんとしても勝利を!
私も可能な限り堺に入りたいと思います。
「しんぶん赤旗」9月13日付