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シリーズ国民の声を国会へ@/山下よしきの活動―「その子の気持ちわかりますか」

2013年06月14日

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 日本共産党の山下よしき書記局長代行・参院議員は7月の参院選の比例候補として5議席絶対確保へ奮闘しています。近畿・全国の力で2007年に参院議員に返り咲いてからの6年間、「あったかい人間の連帯を国の政治に」を政治信条に歴代首相・大臣と論戦を交わしてきました。政治家としての山下議員の活動をシリーズで追います。

☆ 弱者への視線/「その子の気持ち分かりますか」
 「小泉『構造改革』の6年間、私は人々の声をじかに聞き一つひとつ胸に刻んできました」―。再選直後の07年11月、本会議場に山下氏の声が響きました。「年配の女性がうつむいたまま話してくれました。わずかな年金で、おかずのないご飯を何回も食べています。こういう方の住民税まで引き上げたことに怒りを覚えます」。山下氏が一貫して政府にぶつけてきたのが、貧困にあえぐ国民生活の実態です。

☆「しっかり対応」答弁を引きだす

 子どもの貧困を取り上げた09年3月の予算委員会質疑では、就学援助への国庫補助が05年に大幅削減されて以降、就学援助を縮小する自治体が広がっていることを明らかにし、是正を要求しました。リコーダーを100円ショップで買ってきて音が狂って合わない児童がいる実態などを突き付け「そんな子どもたちの気持ちがわかりますか」と追及。当時の塩谷立(しおのや・りゅう)文部科学相も「しっかり対応していく」と述べざるをえません。その数日後、文科省は就学援助について制度の周知徹底や、年度途中でも速やかに認定することなどを求める通知を出しました。
 当時、山下氏は、母子家庭の平均年間収入が一般世帯の3割台と極めて低い実態を示しながら、同年3月末で全廃された母子加算(父子家庭含む一人親の生活保護世帯に支給)の復活を繰り返し要求。家計を心配する高校生に「おかん、俺、友達おらへんから修学旅行いかへんよ」と言わせていいのかと追及しました。
 同時に、母子家庭に限定されていた児童扶養手当についても「困っているのは父子家庭も同じだ」と拡大を要求。「父子家庭も収入が低いというのは間違い」と言い張る当時の舛添要一厚生労働相に対し、父子家庭でも年間就労収入300万円未満の世帯が4割近いことなどを突き付けていました。
 6月には、運動と相まった追及の力で、これらを具体化する二つの法案が、野党が多数を占める参院本会議で可決。9月の政権交代を経て、12月には母子加算が復活します。
 さらに10年5月には、児童扶養手当の対象を父子家庭にも拡大する改正児童扶養手当法が、参院本会議で全会一致で成立。条件を満たせば月額約1〜4万円(子ども1人の場合)が支給されることになります。これらの制度は今も多くの人々を支える制度として日本社会の中に生きています。

☆生活保護改悪と勇気もって対決

 しかし、民主党政権はその後、生活保護をはじめとする社会保障制度の引き締め策を次々と検討。自公政権の復活で、さまざまな福祉制度に影響する生活保護基準の引き下げが狙われています。
 とりわけ生活保護バッシングが吹き荒れた12年。山下氏は国会で、バッシングの中でギリギリまで追いつめられた受給者の声を示したり、保護を受けられないまま世帯単位で餓死・孤立死する事例が相次いでいる問題を取り上げ「不正受給があってはならないのはもちろんだが、保護が必要な人に肩身の狭い思いをさせたり、その入り口を狭めるような状況を政治と社会がつくってはならない」と力説。当時の川端達夫総務相に「その通りだ」と認めさせたこともありました。
 全大阪生活と健康を守る会連合会の大口耕吉郎事務局長はいいます。「山下議員は異常な生活保護バッシングの中でも利用者の声を聞き、物事の筋道を勇気をもって示されていました。政府は8月に生活保護基準を引き下げようとしています。それだけに山下議員には、7月の参院選でどうしても再選を果たしてもらわねばなりません」(つづく)

しんぶん赤旗2013年5月14日付「近畿のページ」掲載より

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