28日、幕張メッセで行われた「ニコニコ超会議2」に参加してきました。
「ニコニコ超会議2」って、ご存知でしょうか。インターネット動画サイト「ニコニコ動画」のイベントで、ふだんはネット上での発信、交流されているものを、実際に幕張メッセの広い会場で、様々な文化や活動が再現されて交流されます。今回2回目の「超会議」だそうで、日本共産党も「日本共産党ブース」を出して参加しました。会場にはコスプレ姿の若者たちもいっぱい。熱気とパワーに圧倒されました。
★まずは「ニコニコ超会議2」運営団体が主催する「言論コロシアム」での「いじめ対策法で子どもを守れるのか!?―政治はいじめを止められるか」の公開討論に出席。
荻上チキ(シノドス編集長・評論家)さん、江川紹子(ジャーナリスト)さん、自民党・土屋正忠衆院議員、民主党・小西洋之参院議員と「いじめ克服」について討論しました。
「いじめ」は人権侵害であり暴力です。日本共産党の「提言」を紹介しながら、子どもたちに過度のストレスを与えている競争と管理の教育と社会を変えること、養護教諭の複数配置をふくめ教員増員が必要であるとお話させていただきました。
また、自民党の「いじめ防止対策基本法案(仮称)」への対応が議論となりましたが、自民党案が示す教師や家庭の「責務」や「厳罰化」を強調する方向では問題は解決せず、実際にいじめを克服した現場の経験に学ぶことが大事だと指摘しておきました。会場の若者たちも真剣な眼差しでよく聴いてくれてました。
★つぎは、共産党ブースで「ブラック企業根絶宣言!―まずは賃金アップから」に出演し、首都圏青年ユニオン事務局次長の神部紅(じんぶ・あかい)さん、神奈川県で裁定賃金裁判をたたかう岩森あかねさんとトーク。司会は、大阪のネットテレビ派遣村TVの元「村長」清水ただし党大阪府副委員長。
岩森さんは、15年間で60円しか賃金が上がっていないアルバイトの男性の話をまじえ「時給で働く人にとって最低賃金は最後のとりで。最賃1千円をめざしてたたかっています」と自己紹介。神部さんは「正社員であっても長時間過密労働の過労死ぎりぎりで働くか、職を失って貧困に落ちるかの二択を日々迫られている人は多い。ぜひ気軽に相談してほしい」と。
「賃上げ」と「雇用の安定」を求める若者の要求は当然の願いです。安倍・自公政権は解雇自由にしようとしている。7月の参議院選挙で必ず勝利して、規制緩和と偽物の成長戦略にノーの声をつきつけたい。
共産党ブースにも大勢の人が訪れました。グッズ販売のコーナーでは、党員章バッジが売れ切れてました。