11日は、来週14日投票でたたかわれている伊丹市長選と宝塚市長選で訴えてきました。
★伊丹の服部よしひろ市長候補(くらしと町に元気を伊丹市民の会)は、国保税・介護保険料引き下げや中学校卒業までの医療費無料化など「4つのプラン」と伊丹空港のジェット便増便による騒音拡大反対を掲げ、「温もりと活力ある伊丹市に変えます」と訴えています。そして、「原発ゼロ」「消費税増税ストップをきっぱりと国に発言する」「これまでの中学校給食のの実現への取り組み」など他候補との違いをじっくり話せば、支持が広がっているといいます。
★宝塚の中川とも子・市長候補(日本共産党も参加する「明るい宝塚民主市政をつくる会」が応援)とは、阪神・淡路大震災の被災者に対する公的支援を実現するために「被災者支援法」づくりに、国会でともにたたかった仲間(中川さんは、元・社民党の新人衆院議員でした)。住宅再建の支援などを求める被災者の声に対して、当時の政府は「私有財産の国では個人の財産は自己責任が原則」と冷たい壁のような対応でした。ならば市民と議員で法律をつくろうと、共産党から自民党まで超党派の国会議員で勉強会を重ね、市民と政治家がスクラムを組んで、とうとう「被災者生活再建支援法」を実現した。運動の力で冷たい国の政治を動かすことができました。
私は、「4年前、宝塚市長になった中川さんは、市民とスクラムを組んで再び壁を動かしている。新しい宝塚市の歴史をつくりつつある」として、次のように紹介しました。
●汚職とは一切無縁のクリーンな宝塚市政をつくった。前の市長が2代続けて汚職事件を起こして逮捕された全国にも恥ずかしい市政を大掃除した。
●医療・子育て支援に力を入れ、誰もが安心して住み続けられる宝塚へ大きく踏み出している。
例えば、市民病院の医師を増やし(75人→104人)、赤字が黒字に(10億円の赤字から4500万円の黒字)、救急受入れ1・4倍、高齢者の健康診断の充実をすすめた。
●「子育てするなら宝塚」のまちづくり。子ども医療費の無料化を充実、保育園2園を新設、学校図書館に専任の司書を配置するなど阪神で最も充実した学校支援の人的配置。
●「市民が主人公」の宝塚市政。小学校区ごとの「車座集会」など市民参加と市民の声を大切にする中川市長のスタイル。
しかし、こんな時に自民党や維新の会が、中川市政を「職員の給与が高い」「共産党市政」と口汚く攻撃しています。この4年間、市民みんなが力を合せて「暮らしやすい宝塚」をつくってきたことに対する攻撃です。
国政でも、地方政治でも、宝塚市政でも様々な一点共同が広がっている時に「共産党だからダメ」は民主主義を否定する時代遅れの攻撃。市民が力を合せて共同することへの攻撃にほかなりません。宝塚市民の良識で打ち破ろうと呼びかけました。
中川さんは「4年間すばらしい市民の皆さんと歩んでこれました。安心して住める街をつくるのが今後の仕事です。維新に宝塚を渡すわけには絶対にいきません」と力強く訴えました。