いったい何がしたかったのですか?――松本復興担当相辞任
2011年07月05日
午前10時前、松本龍復興担当大臣の突然の辞任会見をテレビで見ました。開いた口がふさがらないとはこのことです。
就任直後、被災地の視察で次々と暴言を吐き、被災者から批判を浴びると、あっという間に去って行く…。この人はいったい何がしたかったのでしょうか!?
もともとやる気がなかったのなら、はじめから大臣の要請など受けなければよかった。もし、本気で復興担当大臣をやるつもりだったのなら、あんな暴言など出るはずがない。
ひょっとしたら、あえて大臣を受けたうえでトラブルを引き起こし、任命した菅首相を道連れにするための「自爆テロ」だったのではないか、などという見方まで永田町では飛び交っています。
真偽はともかく、いずれにしても、あまりに被災地と被災者を馬鹿にした話です。被災地のみならず、日本中が民主党政権の末期症状を肌で感じていることでしょう。
昨日まで開いていた日本共産党第3回中央委員会総会の決定は、「民主党政権の大震災・原発への対応は、たいへんだらしがないものです。多くの問題点が噴き出し、国民の信頼をまったく失っています」と指摘しましたが、はやくも翌日に新たな材料が加わることになるとは、情けない限りです。
明日から国会が正常化されますが、私たちは被災地の声と願いをまっすぐ国政に届け、遅いうえに方向もズレている政府の救援・復興対策を是正させるため、まじめに、一生懸命がんばるのみです。
★午前中、党本部で党建設委員会。3中総で提起された「党勢拡大大運動」の具体化。午後は職場対策委員会。3中総の討論と具体化。夕方、議員会館でデスクワーク。