お久しぶりです。引き続き、全国会議の準備のために週明けも連日党本部に詰めています。

　遅くなりましたが1３日（日）の報告です。滋賀・大津で経済懇談会が行われました。私から、消費税に頼らなくても社会保障充実と財政危機打開はできることを示した日本共産党の提言について1時間で説明。各界のみなさんからご意見をいただき懇談しました。

　「いま消費税増税したら建設業界は大打撃を受ける」「医療・福祉分野も経営が成り立たなくなる」など各界から消費税増税に反対する声とともに、「提言の内容に賛成」「いま必要なのは内需拡大」など提言への賛同の声もいただきました。

　「医療費窓口負担ゼロにすると医療費が増大するのでは？」「ギリシャ財政危機をどう見る？」「産業空洞化をどう食い止める？」などの質問にもていねいにお答えしました。

　滋商連の池端会長は、ＪＡ滋賀中央会の会長も呼びかけ人になって6月に「消費税増税反対」の県民大集会が開かれることになったと紹介してくれました。先日のＴＰＰの「オール滋賀」による県民大集会に続いてすごいことです。

　うれしかったのは、滋賀県市長会会長でもある谷畑英吾・湖南（こなん）市長が参加してくれたこと。08年リーマンショック後、湖南市にたくさんいた外国人労働者が大量に雇い止めされた問題で、市長からお話を伺い、国会で質問したことから懇意にしていただいています。

　谷畑市長は、「（提言の）ルールある経済社会をつくるというのは大事な言葉」とＩＬＯの提唱する「ディーセントワーク」（人間らしい働き方）という考え方を紹介していることにも共感してくれました。「少し驚いたのは、共産党が社会保障の財源を国民みんなで支えるといったこと。新鮮だった」とも。「国民みんなで」「能力に応じて」という提言の新しいポイントをよく見てくれています。

　ところで、谷畑市長は蝶ネクタイに吊りバンドというおしゃれなスタイル。理由を聞くと「コナン市だからです」。一瞬「？」となりましたが、すぐ「名探偵コナン」のことだと気づきました。おちゃめな方です。