沖縄知事選の結果を重く受け止めよ! 新婦人大阪で「地域主権改革」の講演
2010年11月28日
残念でした。沖縄県知事選挙で、「普天間基地の閉鎖・撤去」「県内移設反対」を掲げた伊波洋一さんの当選はなりませんでした。しかし、当選した仲井真弘多氏も県民世論に押されて「県内移設推進」とは言えず、「県外移設」を公約に掲げました。日米両政府はこの結果を重く受け止めるべきです。
午前中、新婦人大阪府本部に招かれ、民主党政権の掲げる「地域主権改革」と比例定数削減問題で講演。さすが“要求のデパート”ともいわれる新婦人のみなさんです。“地域のことは地域に住む住民が決める”などともっともらしいキャッチフレーズを掲げながら、社会保障の最低基準の廃止など“国の責任を放棄”する「地域主権改革」の本質を瞬時につかんでくれたようです。(写真は、保育所の避難用すべり台の設置義務が廃止されようとしている問題をパネルを使って説明しているところ)
午後、分野別職場講座準備の一環として大阪のある自治体職場党組織のききとり。新入職員に対するアンケートで7〜8割が「住民に役に立つ仕事がしたい」と回答しているときき、ここに法則的前進のヒントがあるなと感じました。業務の民間委託拡大の実態、住民の福祉・権利との矛盾、住民と共同した反撃など、運動の発展方向も見えてきました。
明日の国会日程に備え、そのまま上京。龍馬伝が最終回を迎えてしまったのは寂しい。