奈良で「さちほまつり」 和歌山・橋本市で「なんでも聞きたいトーク」
2010年10月24日
24日は奈良と和歌山におじゃました。午前、奈良市内で開催された「さちほまつり」へ。山村さちほ奈良県議の事務所開きをかねたお祭りです。お天気にも恵まれ大勢の人でにぎわっていました。
日本共産党奈良県会議員団は、前回いっせい地方選挙(07年)で3議席から5議席に躍進しました。その結果、「建設的野党」として県民の願いを実現するパワーがぐんとアップしました。
@安心して産める奈良県へ大きく前進――4年前に起こった、重症の妊婦の搬送先が見つからずお母さんが亡くなった不幸な出来事。党県議団は「2度と悲劇を繰り返させない」と先進例の調査やシンポジウムなど執念を持ってとりくみました。私も国会で質問しました。その結果、総合周産期母子保健センターと地域周産期センターが開設され、いまでは重症の妊婦さんもほとんど県内で出産できるようになりました。
A不正・腐敗・ムダにメス――同和不正融資の一貫した追及、議員の海外視察の事実上の中止にくわえ、平城京跡の地下をトンネルで通す高速道路(京奈和自動車道・大和北道路)計画も最近、知事が中止を決断しました。地下に埋まる文化財(木簡など)が破壊されるとして反対してきた党県議団の論戦と住民のねばりづよい運動の成果です。
B道理ある提案で県政をリード――党議員団の主張で中小企業振興条例と実態調査が実現。青年の雇用の深刻な実態・声を示して県による非正規雇用の実態調査を実現。学生とともに運動し県立大学の学費減免制度を実現。
など、ものすごい実績です。この党議員団の抜群の役割に確信をもち、山村さちほ県議団長をふくむ5人の議席を絶対に守りぬかせていただき、さらに6人へと増やしていただくためにがんばらなければなりません。国政の報告とあわせてミニ講演させていただきました。
事務所の外では必勝もちつきも。私もつかせてもらいました。山村さんと息の合ったところが伝わるかな?
つきたてのおもちを大根おろしとポン酢でいただきました。うまかった。この粘り腰で大激戦を勝ち抜きましょう!
★奈良を後にして、車で山道を抜け、和歌山県橋本市へ。午後、党紀北地区委員会主催の、「日本共産党になんでも言いたい・聞きたいトーク――どうなる、どうする財政危機」と銘打った集会に駆けつけ講演とQ&A。
財政問題だけとりだして講演しても難しくなるので(私にとってもですが…)、雇用、医療、外交問題を語りながら、そのなかで財政問題にも触れる講演(45分)にしました。みなさん頷きながら集中して聞いてくれました。そのあとの「なんでも言いたい・聞きたいトーク」では多彩なご質問ご意見をいただきました。
♪TVを見ていたら東大のえらい先生が出ていて「法人税は下げるべきだ」と、共産党と違うことを言っていた。どっちが正しいの?
♪日本の借金は1000兆円ほどあると聞いた。消費税を増税しないで解決できるのか?
♪中国共産党は一党独裁。日本共産党は中国とは違うということをわかってもらうにはどう話せばいい?
♪地域でお年寄りを支えるNPO活動に取り組んでいる。民主党のいう「新しい公共」とは?
♪職場で「中国が尖閣諸島を武力で奪いにきたら、アメリカ軍に頼むしかない」という声があるが、どうこたえたらいい?
などです。ひとつひとつていねいにお答えしたつもりですが、ご理解いただけたでしょうか?NPO活動と行政の関係については、引き続き研究してみたいと思います。やはりトークはいろんな質問・意見がでるので面白い!ありがとうございました。
この集会には、「ゆたかで住みよい和歌山県をつくる会」のほらよしかず和歌山県知事予定候補も駆けつけ、あいさつしました。
★23日は朝から夜中まで「前衛」の原稿の仕上げ…のつもりがなかなか仕上がらず。ほとんど徹夜になってしまいました。