兵庫で党職場支部学習交流会議 いっしょに苦労したいと思います
2010年10月10日
神戸で党兵庫県委員会主催の「職場支部学習交流会議」が開かれ100人を超える参加がありました。第2回中央委員会総会決定は「資本による攻撃に不屈に立ち向かい、労働者の生活と権利を守る党の旗を掲げつづけ、階級的陣地を維持・前進させるために奮闘してきた職場支部と党員の存在は全党の誇りです」と述べています。
私はその立場から75分間の講演(レジュメは下記に)。討論では、成果主義や非正規化によって、@賃金の大幅な低下、Aメンタルヘルスの増大、B技術・技能継承の困難という矛盾がひろがっていることや、党職場支部活動の苦労と喜び、労働者との結びつきと党との関係への「ふみきり」の探求などが交流されました。
「山下さんの講演を聞いて元気になりました。同時に、大変やなあ〜とも思いました」との発言も。その通りだと思います。資本による攻撃に立ち向かいながら、党職場支部の灯をつぎの世代に継承することは、講演を聞いてもらっただけで進むような簡単なものではありません。
職場の同志の皆さんといっしょに苦労し、いっしょに前進を切り拓かねばならない、との決意を新たにすることができました。
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2中総決定を力に、職場支部の活動を本格的に前進させよう!
2010・10・10 党職場(労働)対策委員会責任者 山下よしき
はじめに
1.いま日本の政治はどういう地点にあるか――職場と労働者の目からとらえる
・労働者の勇気あるたたかいが、世論を変え、政治と社会を動かした!
・党職場支部の果たした役割
・民主党政権の裏切り――労働者派遣法の抜本改正をめぐって
・民主党一党支持の連合職場での矛盾の激化
2.職場で光る党綱領の生命力
・派遣・非正規切りは終わっていない!
・人間らしい雇用の保障こそ、経済危機を打開する道
・労働者の意識にかみあって、日本改革の方針を語る――職場支部の努力に学んで
3.職場でこそ「むすびつきを生かし、広げる」活動を
・職場支部と党員の存在は全党の誇り――世代継承は「待ったなし」
・2回の「職場講座」の方針を土台に――「まずあいさつから」
・職場支部の党員にとっての「ふみきり」とは…
・分野ごとに前進のカギを探求して
民間――「節度ある批判と道理ある説得」
自治体――民主的自治体労働者論/「地域主権改革」
・“いまなら間にあう”“いまこそがんばりどき”
4.職場支部への援助で大切だと感じていること
・「職場支部の悩み・課題と正面から向き合い、私の誠実さを伝える」
・党機関の総力を挙げて
おわりに 中国共産党との理論交流で感じたこと