「ゼロ金利復活」に? いまこそ賃上げを! 自治労連との懇談
2010年10月05日
いい眺めでしょ。新しい議員会館の窓からの風景です。左手に自民党本部、右手に民主党本部がチラリと見えます。落ち着くとともにファイトが湧いてきます。
★夕方、「日銀 ゼロ金利政策を復活」とのニュース。「へ?」という感じです。すでに政策金利は0・1%で事実上のゼロ金利じゃなかったの??
そもそも金利の引き下げが経済危機を打開する力になるのでしょうか。民間企業の賃金は下がり続け、この1年間で平均23万円も減って過去最大の落ち込みとなりました。年収200万円以下の「働く貧困層」が1100万人と労働者の4人に1人にまで増加しています。
国民のモノを買う力が落ち込んだ状態のままでは、企業は金利が下がったからとお金を借りても投資する先がありません。現に、日本の大企業は大不況のもとでも、内部留保を1年間で233兆円から244兆円に膨張させ、現預金など手元資金だけでも52兆円に達するなど、「空前の金あまり」状態になっているのです。
経済危機打開の唯一の道は、家計を応援し、内需を底上げすることです。その最大のカギは賃上げです。労働者を安上がりで使い捨てにする大もとにある労働者派遣法を抜本改正する、最低賃金を時給1000円以上に引き上げる――これこそいま果たすべき政治の責任ではないでしょうか。
★午前中、党本部で書記局会議。2中総の県・地区機関での討論の様子がそれぞれ出かけてい いい眺めでしょ。新しい議員会館の窓からの風景です。左に自民党本部、右手に民主党本部が見えます。落ち着くとともにファイトが湧きます。
★夕方、自治労連と党国会議員団との懇談会。自治労連から、自治体と自治体労働者にかかわって起こっている問題、それを打開する政策と運動の方向が、豊富な資料も使って紹介されました。日本共産党からは、赤嶺、塩川、高橋、紙、田村と私の衆参各議員が出席。様々な課題で問題意識を深める意見交換ができました。