2010年09月27日
第2回中央委員会総会が3日間の日程を終え、幹部会報告と討論の結語が、全員一致で採択されました。終了後、1月の党大会で新しく准中央委員になった兵庫の堀内照文国政委員長と奈良の宮本次郎県議(どちらも30代の若手幹部です)に、「はじめての(本格的な)中央委員会総会どうやった?」ときくと…
「いや〜すごかったです。ここまで自己分析するとは…。山下さんのブログに“党本部にカンヅメになってます”と書いてあったけど、その理由がわかりました」「そうそう」と感激した様子でした。
うれしいですね。討論でも、准中央委員のみなさんのフレッシュかつ真剣な発言が、幹部会報告の内容を深めてくれました。いよいよ、全国の党機関と党支部で討論と実践が始まります。中央委員が先頭に立って、全国の同志のみなさんとともに、あらたな前進をひらこう!
というわけで、私もさっそく明日、全国宗教人・日本共産党後援会で2中総について1時間の講演と質疑応答をおこないます。夜、議員会館でその準備に当たりました。
講演レジュメを作ったので紹介します。ご参考まで。
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綱領の生命力を確信に、国民と深く結びつく党を
2010年9月28日 山下よしき
はじめに ・参院選でのご支援に感謝 結果についてお詫び
・第2回中央委員会総会で「総括と教訓」「情勢と方針」を明らかに
1.なぜ大きな後退をしたのか
@私たち(党中央)の主体的な活動の問題点
――日本改革の方針を語る活動・・・学生と居酒屋トークして
――結びつきを生かした選挙活動・・・結びつきのない人に電話で
――党の自力の問題・・・党の実態を直視する
A客観的な情勢がはらんでいる困難
――「2大政党」以外、選択肢から外すキャンペーン
2.どうやって前進に転じるか
@「綱領の生命力」に確信をもって
――「2大政党」全体に不信と批判、新しい政治への探求は必ず発展する
――日本が直面しているどんな問題も、綱領の立場でこそ展望を示せる
・経済危機打開の道
・財政危機打開の道
・米軍基地と安全保障
・「核兵器のない世界」
A「国民との結びつきを生かし、広げる」ことを土台に
――強く大きな党をつくる「5つの挑戦」、そこに貫かれている立場は
――中央を先頭に、党機関の指導と活動のあり方を抜本的に改革する
おわりに 参院選の教訓を生かし、いっせい地方選勝利を