2010年08月28日
27日、朝5時に起きて大阪の自宅を出発。党本部で午前、午後と中央委員会総会準備の会議。合間を縫って国公労連定期大会でのあいさつと大阪市此花区環境問題でのレクチャー。
★日本国家公務員労働組合連合会(国公労連)の定期大会に駆け込むと、若い代議員が非常勤職員の待遇改善をかちとった経過を発言していました。どこかで見たお顔だなと思ったら、以前、議員会館の私の部屋で質問準備のために話を聞かせていただいた方でした。自身が1年契約の不安定な身分、低い賃金にもかかわらず、「いまの仕事が好きなんです」と交通費の支給などを求めてたたかっていることに感激したのを覚えています。その彼が、大勢の前で堂々と発言している姿をみてとてもうれしくなりました。
私からは、国公労連が、貧困と格差を広げた「構造改革」路線と一体にすすめられてきた公務員攻撃に対し、国民の暮らしと権利を守る「全体の奉仕者」としての公務労働者論をつらぬいて、国民・住民との連帯を広げながらたたかってきたことに敬意を表するあいさつをさせていただきました。
★大阪市此花区をつらぬく阪神高速道路淀川左岸線(2013年供用開始予定)は、地元住民の長年の運動で、大気汚染物質を撒き散らす「掘割構造」から「覆蓋構造」(全面フタかけ構造。フタの上は18・8haの緑豊かな公園になります)に計画変更させた歴史を持っています。ところが、ここにきて、阪神高速道路株式会社が、トンネル内の排気ガスを排出する喚起所に脱硝装置をつけるとの約束を実行しない態度をとっているというのです。
私が衆院小選挙区候補として2回の選挙でお世話になった地域であり、国会でとりあげたこともある問題なので、瀬戸一正大阪市議の要請を受けて、きょう、議員会館で環境省と国土交通省からのレクチャーをセットしました。今回のレクチャーは、此花区選出の4人の府会・市会議員全員による超党派の要望書にもとづくもので、日本共産党の瀬戸議員とともに、自民党の大内啓治大阪市議も上京してくださいました。
私は党務のため短時間しか同席できませんでしたが、“自分たちが住む地域の環境は、自分たちの運動で守り、良くしていく”というすばらしい住民運動の成果が100%実施されるよう、引き続き尽力したいと思います。宮本たけし衆院議員も同席してくれました。