2010年07月09日
あと2日。東京の中央区、台東区、文京区で活動。合わせて12カ所で街頭演説を行いました。移動中も宣伝カーの前の座席から身を乗り出し、オーバーアクションで「日本共産党・小池です」と声をかけて通行人にアピール。交差点の信号待ちではマイクを握って「大阪からお願いに来ました」とショートスポット。
街の反応はどこも驚くほどいい。道を歩く人から、お店の中から、あちこちから宣伝カーに手が振られ、「がんばって」と声がかかります。間違いなく、日本共産党と小池あきら候補が「猛追」し、東京選挙区では「あと一歩」のところまできた感じです。
投票箱のふたが閉まるまで、「東京燃ゆ」「全国燃ゆ」の猛奮闘で、なんとしても比例代表での躍進と、小池あきらさんの「宝の議席」を死守しなければなりません。
きょうは、築地、浅草、上野と、東京の観光スポットでもマイクを握りました。ものすごい人手でした。写真は浅草寺の雷門。目の前に宣伝カーをつけて演説しました。
台東区のよみせ通り商店街は下町風情あふれる商店街。3人のおばあちゃんが椅子にちょこんと並んで座って演説を聞いてくれました。
◆きょうの達人◆
文京区の関川今朝子区議の事務所でトイレ休憩したときのこと。2階に上がると電話にかじりついて対話している男性が。これまで1000人の人と対話したという“達人”のIさんでした。
手ごたえをたずねると、「東京選挙区は、『猛追』から『当落線上』に上がったと思います」。「ほう、わかるんですか?」に「わかりますよ」ときっぱり。私が宣伝カーで感じた街の反応とも一致します。
対話のポイントをたずねると、「消費税10%です」とこれまたきっぱり。電話の横には法定2号ビラの両面が掲載された「しんぶん赤旗」。随所にマーカーで線が引かれ、数字が書き込まれ、対話に役立つ新聞の切り抜きが貼り付けられていました。
「これを見ながら対話します。町内会長とか中小企業の社長とかに、『社長、本当のところはどうなんだい?』と相手の本音を聞きだすんです。すると『10%は困る』と本音が出る。それで消費税に頼らなくても時間をかければ財政再建できることを話します。『なるほどそうか』と共産党も選択肢に入ってくる」
「消費税10%は入り口なんです。そこから財界とアメリカにモノが言えない日本の政治を根本から変える話ができる。弁証法ですよ。真理はすべて具体的な現象形態に内包されるってね。消費税10%という具体的な問題の中に、財界中心の政治という真理が入っている」
なるほど“達人”の言葉は深い。「では、真理は必ず勝利することを証明するために、最後までがんばりましょう」とがっちり握手。