墨田区、世田谷区の5カ所で演説 おじさんにサイン頼まれました
2010年07月03日
朝、雨の京都から東京へ。京都駅で買った「毎日」に注目すべき記事がありました。「法人減税の大合唱 応分負担 視点欠ける」の大きな見出し。内容は――
@日本の法人税の「実効税率(40%)と実際の税負担との間には大きな開きがある」。「試験研究費税額控除」や「外国税額控除」などの減税措置があり、実際の税率はトヨタ30・5%、ホンダ32・1%、三菱商事20・1%、三井物産11・4%(07年3月期、税理士の菅隆徳氏調べ)。
A「企業が法人税と同時に負担する社員の社会保険料を加えると、企業負担の姿はさらに変わる」。法人税と社会保険料の負担の国際比較では、自動車製造業で日本は30・4%。英国の20・7%より高いが、フランス41・6%、ドイツ36・9%を大きく下回っている(06年3月、財務省)。
――日本共産党が指摘してきたこととまったく同じ内容です。先日の「週刊ポスト」「国民から搾り取っておいて『法人税』減税ってどういうことだ!」の記事といい、「日本の法人税は高い」という議論のまやかしがメディアでも取り上げられはじめられました。
「消費税10%」の本当の目的が、日本経団連の身勝手な要求に屈服した「法人税引き下げ」の財源づくりであることを一気に国民の中に広げ、参院選で「NO!」の審判を下しましょう!
★昼から東京・墨田区、世田谷区の5カ所で街頭演説。どこでもたくさんの党員・後援会員が「消費税10%への大増税許しません」ののぼりやプラスターをもって事前に宣伝してくれるなど勢いがありました。
墨田区では、商店街で青年が「関西の人の演説ははじめて聞きました。ギリシャの話はよくわかりました」。商業施設前でサイクリングの男性が「埼玉だけど共産党に入れる」。
世田谷区の用賀駅前には30人の支持者。年配の女性が「元気出た〜」「もっと早く来てくれなきゃ。話しうまいもん」。
同区祖師谷大蔵駅前には50人以上の支持者。通行人の足もよくとまりました。普天間パネルに見入る若い女性。柱の影で最後まで聞いてくれた男性に「どうでした?」と聞くと「いいんじゃないか」。「共産党どうですかね?」「いいと思うよ」。「小池さんは友人です。絶対に落とせません」「わかった」。よしっ。女性の支持者の方から「汗を拭いて」とハンカチのプレゼントもいただきました。
最後の演説場所は同区烏山区民センター前。駆けつけると120人もの支持者が集まってくれていて熱気ムンムン。みなさん「聞き上手」で私もノリノリでした。買い物客の足も止まりました。「よかった〜」「迫力あった〜」「がんばろうね〜」とみなさん興奮気味。なかには「サインして頂戴」とメモ帳とボールペンを差し出すおじさんもありました。
東京はますます燃えています!
◆きょうのシュワッチ◆
祖師谷大蔵駅前の商店街は別名「ウルトラマン商店街」。近くに円谷プロダクションがあるからだそうです。
ウルトラマンのモニュメントが商店街と地球を守っていました。