比例定数削減は民主主義破壊! 大阪の茨木、門真、守口を駆ける
2010年06月27日
午前中、TVの政党討論を視聴。市田書記局長は、民主党・枝野幹事長が、「衆院比例定数80削減」法案を臨時国会に提出する方針を示したことを批判しました。司会者はあまり重視しませんでしたが、これは非常に重大な問題です。
「衆院比例定数80削減」を実行したら、衆院の議席の95%は民主と自民で独占されてしまいます。「消費税10%」に反対する声が、はじめから国会に届かなくされてしまいます。よく「国会議員が身を削る」といいますが、削られるのは「民意」なのです。
この選挙戦のなかで警鐘を発し、国民の声で、民主主義破壊の暴挙にストップをかけねばなりません。。
★午後から大阪で活動でした。まずは茨木市の演説会。会場は用意した椅子がすべて埋まり熱気ムンムン。2大争点の話はさわり程度にして、「共産党はどんな社会をめざすのか」を中心に20分お話。笑いあり頷きありでみなさんノリがいい。
清水ただし大阪選挙区候補と公示後初めて一緒になりました。ますます明るく元気でした。「大阪を元気にする5つのプラン」のくだりでは、府民の暮らしの実態、生の声がふんだんに紹介され、まさ“大阪の庶民の代表”としての頼もしさを感じました。がんばれ!
夕方から午後8時まで、私の地元でもある北河内地域で宣伝カーに乗り込みました。門真、守口両市で5回の街頭演説。市会議員団がきびきびと動いてくれ、各演説場所には党員、支持者がのぼりやプラスターをもってたくさん集まってくれていました。どこでも青年運動時代からお世話になった方々から、「あちこちでがんばってるな」と声をかけていただくなど、地元のありがたさを感じました。
公園横で演説を終えると、散歩中の男性が歩み寄ってきました。「消費税上がらんようにがんばって」というので、握手しながら「話、わかりましたか?」と聞くと、「ようわかった。『1万円買うたら千円』とはぼったくりやな」。「そうでしょ。しかも大企業減税のための消費税増税なんですから許せませんよね」「そうや、ええ目するのは大企業だけや。中小企業は大変や」とのことでした。
けさ、ある新聞は「民主失速」と見出しを打ちましたが、その最大の原因が「消費税10%」であることは間違いありません。参院選後すぐ、民主、自民、公明、みんななどによる消費税増税の大連合がつくられようとしていますが、それにストップをかけることができるのは国民です。共産党の躍進で国民の怒りを示すことがいちばんのブレーキになります