東大阪から和歌山へ 雨の中、耳を澄まして聞いてくれます
2010年06月26日
参院選3日目。午前中、東大阪市内5カ所で街頭演説。午後から和歌山県へ。紀の川市と岩出市で街頭演説を行い、夜は橋本市で演説会でした。1日中雨で、街頭ではカッパを着用しての訴えとなりました。
きょうの街頭演説は、消費税10%問題から入って、雇用・中小企業・社会保障政策と財源を語り、最後に普天間基地問題でシメるという10分余りのオーソドックスなものにしました。
公示日の演説からバージョンアップしたのは、「選挙になると、急に『うちも消費税増税反対だ』と言い出す党があります」と注意を促すくだり。公明党もみんなの党も、参院選公約を見ると、「法人税の引き下げ」「消費税を含む税制の抜本改革」と書いてあります。どちらも“消費税増税派”です。その事実を紹介したうえで、「大企業には法人税減税、庶民には消費税増税とは許せない!の声はこぞって日本共産党へ」と訴えました。
短い演説ほど、一言一言に気持ちを込めることが大事です。それは必ず聞く人に伝わります。
きょうも東大阪で、強い雨の中たまたま自転車で通りがかった男性が傘をさしたまま立ち止まり、最後まで演説を聞いてくれ、コクリコクリ頷いて「わかった」の合図を送ってくれました。演説を終えて出発する宣伝カーに、町工場の中で労働者が立ち上がって手を振ってくれました。駅のホームで電車を待つ人々が一人また一人と、こちらのほうに顔を向け近づいてきて聞き入ってくれました。
和歌山でも、雨の中、軒下で夫婦そろって演説を聞き、途中からから拍手を送ってくれる人がありました。車の中から手を振ってくれる人もずいぶんありました。
まさにいま、有権者は真剣に投票先を模索しているのだと思います。そして、日本共産党の存在と活動が伝われば、共感してくれる人は少なくないのだと思います。
けさの新聞各紙に参院選序盤の情勢調査が掲載されていますが、それを見てガッカリする必要はまったくありません。投票態度を明らかにしない人が、選挙区で5割、比例区で3割もあるのです。こうした「まだ決めていない」人の多くは、「真剣に考えている」人だと思います。
今回の選挙は、真剣に考えれば考えるほど、日本共産党支持になってもらえる可能性が高まる選挙です。そういう人たちに「どっこい日本共産党がありますよ」と伝われば、大きく躍進できる選挙です。勝負はこれからです。一刻一刻を大切に、新しい政治の扉を開くためにみんなで力を合わせてがんばりましょう!
夜の演説会の最後にそうお話しすると、みなさん大きく頷いてくださいました。
演説会を取材に来ていた某全国紙記者も、「橋本市内の新興住宅地では票が浮いています。みんな去年民主党に入れた人たちです。それが期待を裏切られてガッカリしている。かといって自民党には戻れない。そんな状態です」と語っていました。
いよいよこれからのがんばりが大事ですね。
和歌山選挙区の吉田まさや候補と夕食をとりながらお話。なんと、明日から「6泊7日」で県南部の遊説に出かけるとのことでした。 さすがは面積の広い和歌山県。体調に気をつけつつ、思いっきり日本共産党の風を吹かせてほしい。
私は明日は大阪で活動です。