シベリア特措法案が参院で可決! 石川県小松市で演説会
2010年05月21日
ただいま金沢のホテルから更新しています。午前中、本会議。夕方の飛行機で石川県小松空港に飛んで、夜、小松市で演説会でした。
きょうの本会議で元シベリア抑留者に特別給付金を支給する法案が全会一致で可決されました。昨日の総務委員会で委員長提案にすることが決定されたものです。昨日の委員会では、傍聴席で見守っていた元抑留者のみなさんに出席議員が総立ちで拍手を送りました。私は傍聴席に駆け上がって全抑協の平塚会長らとがっちり握手。
時間はかかりましたが、ようやくここまできました。法案は、政府が、元抑留者に帰還時期に応じて25万円から150万円の特別給付金を支給するとともに、強制抑留の実態調査を行なうための基本方針を定めることとしています。
第2次世界大戦直後に、シベリアやモンゴル等に抑留され、強制労働を強いられた方々は57万人以上に上ります。その抑留期間は長い方では10年を超え、酷寒の地における過酷な労働と飢え、劣悪な居住環境や不十分な医療などにより、約6万人もの方々が亡くなりました。
今回の法案が一刻も早く成立し、元抑留者の方々への慰藉がおこなわれるとともに、二度と再び悲惨な戦争を起こさない誓いがいっそう強固なものとなることを願ってやみません。
★石川県小松市の演説会は、田植えシーズンにもかかわらず250人もの方が参加してくださいました。きょう発表された「韓国海軍哨戒艦沈没事件について」の志位委員長談話を紹介すると、会場には自然と拍手が起こりました。その後約1時間、汗をぬぐいながら演説。「面白かった」「感動しました」「元気になりました」などの感想をいただきました。近松みき子参院石川選挙区候補と。
大阪市北区で長らく市会候補として奮闘され、こちらで町会議員を2期務めた上田忠さんと久方ぶりに対面。ご夫婦そろってお元気そうで何よりでした。