2010年05月16日
午前中、神戸で保育後援会の決起集会。午後、大阪市此花区で女性後援会のつどい、平野区で演説会でした。お天気にも恵まれ、どの会場もたくさんの方が参加してくれました。
★兵庫県で保育後援会の決起集会をもつのは初めてとのこと。「山下さんが国会で保育の質問もしてくれているので」とお招きいただき光栄です。先日発表された日本共産党の緊急提言「待機児童問題を解決し、安心して預けられる保育を実現するために」を中心に、私自身の国会論戦も織り交ぜながら45分間の講演をさせていただきました。
現場からの報告・討論では、「メジャーで保育室の面積を測ったら、最低基準を下回る保育所が多数存在している(!)ことが明らかになった」(保育士)、「公的保育制度がなくなっていく不安でいっぱい。そうなれば、経営者は『この人保育料払えるのかな』と考えてしまう」(保育園長)、「公立保育所の民間委託では、子どもたちが『先生とさようならばっかりやねえ』と泣くこともがまんして耐えている」(保護者)など、深刻な実態がリアルに出されました。
認可保育所を増やさず、定員を超える子どもたちの詰め込みで「安上がりの待機児童対策」を進めてきた自民・公明にも、保育の「規制緩和」路線をいっそう進め、「最低基準」そのものをなくそうとしている民主・社民・国新にも、「安心して預けられる保育を」の願いを託すことはできません。
「国の責任で年間10万人分の認可保育所をつくります」「保育所建設・充実のための財源は十分あります」との日本共産党の緊急提言をもって、すべての保育所・保育関係者を視野に、対話と懇談をおこない、合意と賛同を広げましょう!子育て世代の代表、堀内照文参院兵庫選挙区候補の勝利と比例代表での躍進をなんとしても!と決意を固めあうことができました。子どもたちのためにがんばりましょう!
★此花区の女性後援会のつどい「世直しは、さつきの風にのせて」はタイトルからも思いが伝わってきます。平野区演説会とのかけもちなのでケイ・シュガーさんのピアノの弾き語りも清水ただし参院大阪選挙区候補の演説も聞けずに残念。私からは普天間基地問題と志位委員長の訪米を中心にお話。「こういう活動は本来首相がやるべき仕事ではないでしょうか」と問いかけると「そうだ」の声と拍手が返ってきました。瀬戸一正大阪市議、たつみコータロー府会予定候補と。
★此花区民ホールを飛び出し平野区民ホールに駆け込みました。司会者の「みなさんお待ちかねの山下よしき参院議員です。私は国会議員の中でいちばん論戦力があるのではないかと思っています」との紹介に(それはいいすぎやろ)と笑いながら演壇に向かっていると、「けど、清水ただしが当選したら危ないかもしれません。では山下さんどうぞ」に思わずズッコケそうになりました。大阪やなあ〜。
40分間の演説では、志位委員長の訪米、後期高齢者医療、医療の窓口負担と話をすすめ、「アメリカにも、財界にもはっきりモノがいえる党が伸びてこそ政治は変わります」と訴え。最後は「おばあちゃんの2つの教え」で締めました。みなさん頷きながら聴き入ってくれました。山本陽子府会議員、小川陽太市会予定候補と。