NTTではたらく仲間のつどい 海外調査に行ってきます
2009年12月13日
昨夜から、京都で開催されている「NTTグループではたらく仲間のつどい」に参加しました。この集いにお招きいただいたのは02年に続き今回が2回目。
昨夜の懇親会は、全国各地のNTT職場で「50歳退職・賃下げ・再雇用」の「11万人リストラ」とたたかっている労働者の心意気に触れ、とても有意義でした。
北陸や名古屋から京都に配転され、単身赴任で働いている仲間たちの合唱団「ダニーボーイズ」のうたごえは、地元に残した家族への思い、なれない仕事に従事するつらさが伝わりジンと来ました。それでも「リストラなんかに負けへんで」とたたかう姿は、労働者として、人間として、ホンモノの強さと尊厳を感じます。
最高裁で勝利判決が確定した大阪のみなさん(木村さんにも会えました)、配転先の大阪から山口に戻った女性労働者、50歳前にたたかう通信産業労組に加入した若手労働者など、たくさんの方と交流することができました。
北海道で、契約社員700人を全員解雇し、登録型派遣に置き換える動きがあると聞いて、あまりの時代逆行に怒りも。
きょうは、朝から「新しい政治の扉を開いた力で、職場を変え、社会を変えよう!」と題して70分の講演。
2001年に発表された「NTT11万人リストラ」は、一握りの大企業の利益を極大化する新自由主義「構造改革」の先駆けでした。しかし、貧困と格差を拡大した「構造改革」路線の間違いは、総選挙での国民の審判によって政治的には決着がついたと思います。にもかかわらず、NTT職場では労働者を犠牲にする「構造改革」がいまだに続いているのです。
新しい政治情勢、大阪訴訟の勝利確定という条件を生かして、職場を変え、社会を変えようと訴えました。
★ただいま成田に到着。参院調査団としてニュージーランド。オーストラリアの教育改革調査に行ってきます。現地からのレポートも試みますので見てくださいね。写真は、調査団長の佐藤泰介参院議員(民主)と。