2009年12月09日
党国会議員団・障害者の全面参加と平等推進委員会として、障害者・難病患者団体との懇談会を開催。故・上田耕一郎元副委員長が参院議員だった時代から、毎年続けられています。きょうもたくさんの団体代表が集まってくださいました。
みなさんの命がけのたたかいによって、新政権は「障害者自立支援法の早期廃止に向け検討を進める」と明言しました。障害者団体も参加した新法の内容の検討も始まりました。画期的なことです。
小池晃責任者・党政策委員長は「障害者自立支援法を一刻も早く廃止させ、難病、発達障害をはじめすべての障害者を対象とした『総合的な障害者福祉法』(仮称)を制定させたい」と表明。
「世界では応能負担が常識。本来、障害者の福祉や医療は無料が基本であるべき。日本国憲法と障害者権利条約を2つの柱に生きる権利を保障してほしい」(日本障害者協議会)
「手話通訳は健常者とのコミュニケーションに必要。サービスでなく権利として位置づけてほしい」(全日本ろうあ連盟)
「どんなに障害が重くても教育を受ける権利をかちとってきた歴史をふまえて、障害のある子どもの発達権を保障する施設・環境整備を」(全国障害者問題研究会)
などなど15人の方から貴重なご意見をいただきました。
世界から見て大きく遅れたこの分野の前進こそ、新しい政治、新しい社会の試金石。私もこの間、特別支援学校(養護学校)の寄宿舎の役割、障害者にやさしい放送の拡充について国会で質問してきましたが、いっそうがんばりたい。
PS.う〜ん、朝夕鼻水が止まりません。熱もなく咳きも出ないのですが…。早く完治させなければ。カレーとサラダでささっと夕食をすませ、きょうも早めに就寝。