2009年11月24日
与野党国会対策委員長会談が断続的に開かれ、民主党の数の力による法案の強行採決によって不正常な事態に陥っていた国会が正常化しつつあります。26日に衆院の各委員会で政府提出法案を審議・採決すること、12月4日まで国会会期を延長することが合意されたと伝わってきました。
ただし、郵政株式凍結法案についてはその扱いがまだ決まっていません。報道では、自民党内でこの法案に対する賛否が分かれており、党内調整になお時間がかかるとされています。内心おかしいと思いつつ、小泉・竹中郵政民営化に造反もできず賛成した自民党議員が少なくないからです。
こんなことでは、自民党が民主党の暴走する国会運営に異を唱えるのは、郵政株式凍結法案の採決を引き延ばすためだと見られても仕方ありません。野党第一党として情けないことです。
★議員会館の事務所を2人の消防士が訪問してくれました。消防士にも労働組合をつくる権利(団結権)を付与してほしいとの要請です。「消防士が労働組合をつくったら火事を消しに行ってくれないのでは?」と心配する方もあるかもしれませんが、先進国で消防士の団結権を認めていないのは日本くらいです。ILO(国際労働機関)も消防士に団結権を付与するよう日本政府に勧告しています。
むしろ、労働組合ができて消防署がより民主的な職場になることが、チームワークの向上や、問題点の改善につながり、消防力の強化にもなると思います。原口総務相が消防士の団結権付与に言及したいまこそチャンス。私もしっかりサポートしたいと思います。
★昨日のHPを見て、広島出身の井上議員が一言。「あれは“広島焼き”じゃないよ」。え、どういうこと?と思いきや、「広島ではあれが“お好み焼き”で、具材を混ぜてから焼くのが“大阪風お好み焼き”」というのです。
なるほど、失礼しました。ふるさとの食文化を誇りにするのは大切なこと。私も、議員会館の“釜揚げうどん”を注文したら関西風のだしを張った普通のうどんが出てきて怒りを覚えましたものね。これからは、“広島焼き”と呼ばずに、“広島のお好み焼き”と呼ばせていただきます。