2009年11月22日
さながら「清水ただしデー」でした。午後、交野市の屋内演説会で清水ただし参院大阪選挙区候補とトーク。夕方、京橋駅頭で清水候補とかけあい街頭演説会。
★屋内での清水候補とのトークは今回が2回目。ぶっつけ本番は同じでも、息の合い方がグンと良くなりました。
清水候補が、定数2の大阪市福島区の市会議員選挙でトップ当選した最大の力は、通行人の心に染み入る演説のうまさです。その演説の努力や工夫について尋ねると、「いちばん厳しい批評家は妻です」との答え。
毎日のように更新しているブログも、「この表現はわかりにくい」「この言い方だと傷つく人がいる」などとお連れ合いがアドバイスをしてくれるそうです。
思わず、「私もそうなんです」と相槌。誰であれ、厳しい意見を言ってくれる人があることは幸せなことです。その人からほめてもらえると、本当にいい演説だったんだと自信もつきます。
残念ながら、私はこのところ妻からほめられたことがありませんが…
清水候補から、「山下さんが演説で心がけていることは?」との質問も。その問いに、故・亀田得冶さんの言葉が頭に浮かびました。
元社会党代議士、大阪府知事選挙革新統一候補、弁護士でクリスチャンでもあった亀田得冶さん。私が参院大阪選挙区候補になってすぐの頃(1993年)、亀田さんのご自宅を京都に訪ねたことがあります。
そのときいただいたのが、「われわれのはなしは、解説じゃあダメですね。きいた人に動いてもらう、がんばってもらうことが目的ですから」というアドバイスでした。清水候補と会場のみなさんにも紹介させていただきました。
というわけで、尊敬する亀田さんとの懐かしく貴重な時間を思い出すことができ、私にとっても有意義なトークとなりました。
演説会終了後、「いい候補者だねえ。話が面白いし、折り目正しい人だねえ」との言葉をいただきました。
★ところ変わって京橋駅頭。今回初めて挑戦する清水候補とのかけあい演説会。ねじり鉢巻にハッピのバナナの叩き売り姿で登場した清水候補。「さあ、みなさんきいていってちょうだいよ」「はい、坊ちゃんお嬢ちゃん、もうちょっと前につめてちょうだいね〜」と客寄せの口上を繰り出すと、みるみる人垣ができました。
まず、上野とき子大阪市議と大阪市の赤バス廃止問題でかけあい演説。続いて、黒田まさ子大阪府議とWTCへの大阪府庁移転問題でかけあい演説。
びっくりしました。まったく打ち合わせなしなのに、見事なかけあいになっています。さすがは元松竹芸能所属の漫才師であり現職の大阪市会議員。政治問題のポイントをすっかり頭に入れた上で、フリやツッコミを入れるのでテンポのいいかけあいになるのです。上野さんも黒田さんもノリノリでした。
私とのかけあいのテーマは、後期高齢者医療制度と普天間基地問題。通りがかった人から、「後期高齢者医療制度は廃止できるのか?」「デフレ宣言をどうみる?」の質問も飛び出し、聴衆とのかけあいもできました。
日本共産党と清水ただし候補の勢いを示すことができた“かけあい街頭演説会”。次はもっとよくなると思いますのでお楽しみに〜。