「大阪労連結成２０周年記念のつどい」に来賓として出席しあいさつ。一法さん、徳山さん、故・福井さん、岩佐さん、植田さん、川辺さんという歴代議長のお顔を拝見しながら、また想い起こしながら、２０年前に大阪における階級的労働組合のローカルセンターとして大阪労連が結成され、活動されてきたことの意義は、今日とてつもなく大きいと感じました。

　ただ働き「サービス残業」や、働きすぎで命を奪われる「過労死」を告発し根絶するたたかい。長年企業の発展に貢献してきた労働者を、人権侵害そのもののやり方で退職に追い込む「リストラ」とのたたかい。中小企業の経営とそこで働く労働者の雇用を統一して守るたたかい。そして、究極の非人間的労働である派遣、請負、期間工など「非正規労働者」の使い捨てを許すなと、職場と地域での連帯したたたかい。

　これらすべてが、あくなき利潤追求のために横暴の限りを尽くす大企業・財界との真正面からのたたかいでした。ここにこそ大阪労連の他に代わることのできない存在意義があります。

　そのなかで、労働者が鍛えられ成長し、世論を喚起し、世の中を変えるマグマのうねりをつくりだしました。先の総選挙において下された自公政権退場の国民的審判の土台を築いたことはまちがいありません。

　そのことに心より敬意を表し、今後のますますの発展を祈念して、あいさつとさせていただきました。

　★夜、大阪市生野区で演説会。最後の弁士である私が駆けつけたときには清水ただし参院大阪選挙区候補が演説中でした。ふんだんに盛り込まれた笑いと政治の焦点をわかりやすく語る演説に、会場はすでにぬくもりきっていました。

　こうなると後の弁士はとても演説しやすい。私からは、普天間基地問題など最新の国会報告を交えながら、新しい政治局面のもとでの日本共産党の役割についてお話。参院選での比例と大阪選挙区の躍進・勝利を訴えました。

　★日曜日からインフルエンザで寝込んでいた小２の３男もきょうから学校に行きました。大事に至らず一安心です。