母子加算の復活と引き換えに高校等就学費、学習支援費を廃止するという政府・財務省のくわだては、１２月から来年３月までの分については見送られることになりました。運動の成果です。しかし、来年度以降については年末の予算編成で検討されることになります。引き続くたたかいが大事です。

　★大阪と、兵庫の保険医協会・歯科保険医協会、民商、障害者福祉施設の代表が来室。「各団体の自主共済を保険業法の適用除外に」「後期高齢者医療制度は速やかに廃止を」「レセプト（保険請求）のオンライン化（電子化）は中止を」「ワーキングプア歯科医・歯科技工士の根絶のため診療報酬の引き上げを」などについて懇談。

　数ヶ月に一度の割合で上京され、国会要請されるみなさんの熱心さには頭が下がります。新政権に対し、これまでの運動の到達点を伝え、政策に反映させようとの構えが伝わってきました。

　★「岡山医労連の方が面会です」との受付の連絡に、どなたかな？と思いきや、大阪での青年運動の後輩だったハットリちゃんでした。あの頃と全然かわらない雰囲気。いま薬局関係の労働組合の委員長をしているとのこと。青年運動時代の仲間のがんばる姿に、うれしい気分になりました。

　★その後、国会・山下室で２６日からはじまる臨時国会の論戦会議。私が所属する委員会は、総務委員会、行政監視委員会、拉致問題等特別委員会、国民生活・経済調査会の４つ。総務委員会では、原口総務大臣、亀井郵政担当大臣の所信表明に対する質疑、日本郵政株式売却凍結法案、人事院勧告にともなう給与法改正案、国家公務員の育児介護休業法改正案などの質疑が予定されています。

　質問のテーマと視点、そのための調査・研究課題など、２時間あまりみっちり議論。「建設的野党」としての論戦に、あらたな探求と挑戦です。