2009年09月05日
民主党が政権発足に向けた人事を本格化させ始めました。きょうの新聞各紙には「小沢幹事長」に決まったいきさつや党内力学、小沢氏の政治経歴などが詳しく報じられています。
そこからあれこれと民主党政権の今後を予測する解説記事も見受けられます。週刊誌各誌もそうした特集でにぎやかです。
参考にはなりますが、これらの記事に共通して欠落しているのは、主権者である国民の生活に根ざした政治への要求です。
そもそも今回の選挙結果は国民の1票がつくったものです。その背景には、自公政権のもとで暮らしが壊され、国民のなかに貧困と格差が急激に拡大したことがあります。
その主権者国民の政治変革をもとめるマグマのうねりを忘れて、永田町の狭い蚊帳の中だけで判断すると、今後の政治の行方を見誤ることになります。
日本のマスメディアの視点は、国民の政治意識より1歩も2歩も遅れているなと感じさせられました。
国民とともに新しい道を刻む――常にこの姿勢を貫かねばならないと、自らを戒めたのでした。
★きょうは休養日に。妻とのんびり買い物をして夕食の準備。旬に入った秋刀魚の塩焼き、舞茸ごはん、つる草のおひたし、里芋の田楽をつくりました。食卓にも秋の気配を感じます。