大阪駅前、難波駅前で早朝宣伝 ワクワクする時代の幕開け
2009年08月31日
歴史的な総選挙の投開票から一夜明けた31日早朝、大阪駅前と難波駅前でさっそく街頭宣伝。比例近畿ブロックで当選させていただいた吉井英勝、宮本たけし両衆院議員、候補者として奮闘された長谷川良雄(大阪4区)、辻ひで子(同1区)両候補、来年夏の参院選、大阪選挙区候補としてたたかう清水ただし大阪市議とともに。
司会から「宮本たけし衆院議員です」と紹介されて、本人も私たちも「おおーっ、衆議院議員になったんやなあ」とあらためて感慨に浸りました。参院大阪選挙区の議席を失って以来5年間、大阪の庶民の苦しみ、願いを身体に刻みながら活動を重ねてきた宮本同志。蓄積したパワーを激動の国会で思う存分発揮してくれるにちがいありません。
「何べん聞いてもええなあ。『宮本たけし衆院議員』って」と私。ご本人は少々照れながら、与えられた議席の重みを胸に、あらたな舞台で奮闘する決意を固めているようでした。
★宣伝後、携帯に知人の党員から電話が。「結局、石井さんの議席が宮本さんに代わっただけか…」と醒めた感じの感想。「そやけど、近畿ブロックの3議席目も、東北ブロックの1議席も、比例定数で最後の議席やったんやで。よくぞ持ちこたえたもんや」と返すと、「そうやなあ」。
ちょっと考えさせられました。今回の総選挙結果を見るときに、一番大事なことは、“国民の1票で自公政権を退場させた”歴史的意義をしっかりつかみ、国民とともに結果を喜び合うことだと思います。
国民の力で、古いノートのページをビリッと破り捨て、真っ白なページに新しい絵を描く瞬間が来たのです。
そのうえで、いったいどんな絵を描くのか。日本共産党の衆院9議席、参院7議席の値打ちは、そこでこそ輝くと思います。だから、この局面で議席を維持したことの意味はとてつもなく大きい。
「建設的野党」の仕事は、これまで経験したことのない仕事になります。「よいものには協力、悪いものには反対」する相手は、野党ではなく政府・与党になるのですから。これまでの「野党間の共同」とは質の違うものとなるでしょう。
毎日が、新しい課題への探求と挑戦になると思います。日本共産党の綱領路線を土台に、原則的かつ柔軟な活動で、新境地を切り開きたい。ワクワクする時代の幕開けです。
★ご近所の「しんぶん赤旗」読者にあいさつ回り。「すごいねえ、自民党・公明党の大物がバタバタ落ちて。みんなもう限界やったんやねえ」「よかったね〜、共産党は維持できて。これまでずっと減ってたからねえ。いまから増えていくんとちがう?」「いいことは協力、悪いことは反対。それが当たり前や。共産党の印象ようなってきた」など、みなさんいまの政治局面の特徴、日本共産党の役どころを鋭くとらえていて私のほうがびっくり。やっぱり国民の力ってすごい。