自民マニフェスト発表会見にあぜん 労働者後援会、大正区、住吉大社
2009年07月31日
夜、TVで麻生首相の自民党マニフェスト発表会見を見て、思わず「わーお」と声をあげてしまいました。「子どもたちに夢を、若者に希望を、お年寄りに安心を」(だったと思う)と真顔で語る首相。よく言えたものです。
世界一高い学費を放置し、経済的理由で高校や大学にいけない子どもたちをつくったのは誰か?派遣労働を自由化し、若者の二人に一人を安上がりで使い捨てされる非正規雇用に追いやったのは誰か?医療・介護の負担を年々重くし、75歳になったら必要な医療も受けられないなどお年寄りを差別したのは誰か?
いずれも自民・公明政権がやったことです。そしていずれも世界に例がない異常なことです。そのことの自覚も反省もなしに、どんなマニフェストを掲げようが国民の心に届くはずがありません。
国民の手で、自公政権を終わらせる審判を!新しい政治の選択を!――訴えにますます力が入ります。
★きょうは朝から労働者後援会のみなさんと、なんば、日本橋電気街で宣伝。タクシー・バス労働者後援会の代表が、タクシー・バスの規制緩和が、生活保護基準以下の低賃金を招き、重大事故につながったことを告発し、規制緩和に唯一一貫して反対した日本共産党の躍進を訴えてくれるなど、労働分野での党の役割を各弁士が迫力ある演説で語ってくれました。
夕方、大正区で宣伝。さすが庶民の街、そして日本共産党が大阪でもっとも強い街のひとつ大正区です。宣伝カーですれ違う人のほとんどが手を振ってくれます。路地で遊んでいる子どもたちが宣伝カーを追いかけてきます。2カ所の街頭演説場所にはそれぞれ数十人の方が集まってくれました。平日夕方ですから高齢者の方が多いのですが拍手や頷きなどノリがいい。私もいつも以上に力が入りました。
とくに、「誰もが安心して医療を受けることができるように、高すぎる医療費の窓口負担を軽くします。ゆくゆくはヨーロッパのように窓口負担ゼロの日本をめざします。その第一歩として、国の制度として75歳以上のお年寄りの医療費と小学校入学前までの子どもの医療費は無料にすることを提案します」のくだりでは、一言一言に拍手と歓声が上がります。消費税増税にたよらない党の財源論とあわせて、これは目玉になると手ごたえを感じました。
小谷みすず大阪府議、矢達幸大阪市議、こはら孝市政対策委員長と。
夕暮れ時、住吉大社の夏祭りに向かう人々に宣伝。宮本たけし比例候補、ちばあつこ大阪3区候補、あだち義孝大阪市議と。浴衣姿の若者、小さい子どもの手を引いた家族の姿が多かった。ちばさんは、「せめて高校の授業料を無償にし、返す必要のない奨学金をつくります」「児童手当を月1万円に引き上げます。これがいちばん堅実な子育て世代の応援になります」と政策をこなして大阪の庶民のことばで演説。感心しました。