若者たちのマイ・マニフェスト パナマ帽かぶってみました
2009年07月30日
「民青新聞」の企画で若者たちと対談。4人の若者がそれぞれ「マイ・マニフェスト」を書いてくれました。
♪ 楽しく学べるように学費を無償に
と書いたMさんは短大で福祉の勉強中。4年制大学に進学してもっと勉強したいと希望していますが、経済的理由で悩んでいます。「学ぶことは生きること」「学びたいのに学べないのが悔しい」と語ってくれました。
♪ 誇れる憲法9条を国際条約に
と書いたIさんも短大生。高校生のときから平和運動にとりくんできました。オバマ大統領の核廃絶演説に、「私たちの運動がきっとつながっている」と確信を深めながら、「でもどこかで罪のない人が戦争で死んでいる…」とも。
♪ 誰もがゆとりをもって暮らせるようにルールを守らせる
と書いたのはN君。民青同盟の地区委員長です。若者たちが有休もとれず、「サービス残業」が蔓延している現状に、「スピード違反のネズミ捕りをするように、大企業のルール破りも取り締まるべきだ」と怒ります。
♪ 若者がはたらける世の中に。そしてセーフティーネットの拡充を
と書いたS君。日雇いの建設労働者として全国を転々としてきました。昨年末、名古屋で仕事をなくし、お金もなく歩いて神戸へ。3月、1日派遣村で炊き出しを食べたときに生活相談で救われました。「生きててよかった」の一言に実感がこもります。
若者たちの現状と思いを聞きながらあらためて思いました。いまの若者たちは、時代のなかで鍛えられ、成長し、時代を変革する世代だと。
彼女たち、彼たちといっしょに、新しい政治と社会をつくる歴史的政治戦をたたかうことに、静かな、深い、高揚感を覚えました。
若者たちの心に届くメッセージを発信したいと思います。
★午前中、大阪の松原市で街頭宣伝。朝からカンカン照りだったので、パナマ帽をかぶって演説しました。不評だった先日の野球帽よりツバが広くて涼しいし、格好もいいので気に入りました。
3月末で閉鎖となった松原市民病院の現場にも立ち寄りました。すでに机などが運び出され、建物は取り壊されるとのこと。全国の自治体病院の経営を危機に陥れた歴代自民党政府の低医療費政策に憤りを感じました。明神市議と。