女性支部長のコツコツ活動に感動 川西、宝塚、三田で訴え
2009年07月24日
いい話を聞かせてもらいました。夜、兵庫県三田市での党と後援会の決起集会に参加。そこで聞いた、ある地域の党支部の女性支部長の発言です。
主婦が中心の10人ぐらいの小さな支部とのことですが、総選挙での得票目標は500。昨年からコツコツ、地域の「後援会ニュース」を読んでくれる会員を増やしてきて、現在230人になったそうです。
毎週、2人一組で地域の住宅を署名活動で訪問し対話するなかで、ニュース会員を増やしてきました。これまでの行動回数は18回。1回の行動で訪問するお宅は100軒。いきなりの訪問ではなく、事前に署名用紙を届けておくのだそうです。
対話は9割方インターホン越し。わずかの時間にどうしゃべったら相手に伝わるか考えて、また「どう考えていますか?」と相手のはなしもよく聞いて…
何回か訪問していると、話してくれるようになる人もでてくるのだそうです。いままで話したことのなかった人が「自民も民主もいっしょだと思う」といってくれたり、支部長の声と話し方を覚えてくれた人が「あなた愛知の出身じゃない?私の言葉の抑揚といっしょだから、前から思っていたの」と声をかけてくれるなど。
「共産党の活動の地域でのおもしろさが60歳になってようやくわかってきた」と支部長。都議選の結果に、「『蟹工船』の風は自動的にはこの地域に吹かない」と、新しい会員を増やしつつ、会員を訪ねて党の支持を拡げています。「都議選後リセットして、いままだ総選挙の支持拡大は75人ですけど」と笑いながら報告してくれました。
まさに草の根の党活動です。これまで日本共産党との接点のなかった人たちに、コツコツコツコツ足を運び、インターホン越しの対話から、少しずつ暮らしと政治への思いを交流できるような関係を築いていく。
議会やTVでの論戦とともに、政治を変えるためにどうしても必要なとても貴重な活動です。日本共産党にはこうした活動を続ける支部が全国に2万を超えて存在し、40万人の党員、300数十万人の後援会員がいます。文字通り“草の根力ナンバーワン”の政党です。
「支部では、衆院選はやりつくしたといえるくらいやろう、後でつらい思いはしたくない、とがんばっています。近畿比例で3議席絶対守り抜き4議席以上へ、兵庫の代表、瀬戸恵子さんを国会へ、三田の役割を果たしましょう」
支部長の意気込みに、私も参加者もみんな決意をあらたにできました。いい集会でした。
★きょうは午後、兵庫県川西市、宝塚市の3カ所で街宣。瀬戸恵子(比例)、北野のり子(兵庫6区)の両衆院候補、各市議団と。
両候補の演説は、雇用、社会保障、子育て、財源、核兵器廃絶とそれは見事。そのあとで「では国会から元気な共産党の姿を山下さんが熱く熱く語ります」と司会の女性市議にふられても困ってしまいました。(笑い)
とくにJR・阪急宝塚駅前で学校帰りの子どもたちを前に「子どもの貧困をなくします」という瀬戸さんの演説は気持ちがこもっていました。こういう演説って伝わるんですね。子どもの手を引いたお母さんや、小学生たちもしっかり聞いて手を振ってくれていました。