日中友好協会 都島区でマルクスを語る 福島区で参院大阪選挙区清水ただし候補と
2009年07月12日
午後、日中友好協会大阪府連の大会に来賓として出席。渡辺武会長はあいさつで、新疆ウイグル自治区での漢族とウイグル族の対立にもふれ、「いまなぜ日中友好運動か」と問いかけ、不再戦運動の世界史的意義を強調されました。とても格調高いお話でした。
私は、昨年12月の日中青少年友好交流年中国側閉幕式、今年3月の日中議員会議の内容を報告しつつ、「歴史認識の逆流を許さない」ことの重要性を感じるとあいさつ。
★日中友好協会大阪府連の大会を中座し、大阪市都島区の演説会へ。長谷川良雄衆院大阪5区候補のあと45分間の演説。きょうは、「日本共産党はどんな日本をめざすのか」とともに、学生との「居酒屋トーク」で「共産党という名前のイメージが悪いが…」の声に対し「マルクスって知ってる?」と語った話を紹介してみました。
会場は頷いて聴いてくれる人も多く、手ごたえありです。「資本主義における生産の目的は個々の企業の利潤追求」「10年に1度繰り返す恐慌」「資本主義の矛盾を解決する生産手段の社会化」「マルクスのめざした社会と正反対だったソ連」など、難しい概念をできる限りわかりやすく話したつもりです。
中年の女性は「よくわかるお話でした」。「マルクスの話もわかりましたか?」に「はい、よくわかりましたよ」。よしっ。年配の女性も「ようわかる話でした」。「マルクスの話もわかってもらえました?」に笑いながら「そこまでは…」。
受け止めはいろいろあっていいと思います。けど、「共産党という名前から、ソ連や北朝鮮を連想する」という意見に対しては、“マルクスから語る”ことがいちばん説得力があると、この間の学生のみなさんとの対話で痛感していました。「社会主義・共産主義の本家はソ連ではなくマルクス」「日本共産党は30年間ソ連とたたかい誤りを認めさせた自主独立の党」ということだけでもお分かりいただければ上出来です。
今後ともチャレンジ精神を発揮して、相手の関心・疑問に応じて、日本共産党を語っていきたいと思います。
★夜は、大阪市福島区での演説会。宮本たけし衆院比例候補、長谷川良雄衆院大阪4区候補、さらに先日、来年夏の参院選で大阪選挙区からの出馬を発表した清水ただし大阪市議と。
大阪中から「待ってました」と大歓迎の声が上がっている清水ただし参院大阪選挙区候補。2年前、定数2の福島区でトップ当選して市議となり、保育所2カ所の新設、中学校給食を市長に約束させるなど目を見張る実績を積み上げてきました。当然、区民からは参院転進を惜しむ声もたくさん出ました。しかし、きょうの清水候補自身の感動的な決意表明で、涙とともに吹っ切れ、会場には前に向かう空気がみなぎりました。この局面でこの演説ができるとは、さすがです。
福島区民と清水候補の決意に、私も自らのたたかいとしての猛奮闘で応えたいと思います。