佐藤総務相の政治資金を追及 「自主・自律」はNHKの命
2009年06月25日
絶好調です。きょうも2回の質問ともバシッと決まりました。
けさの「朝日」が、きのうの私の質問をカコミで紹介していました。「文科相 『平日の就活ダメ』」との見出し。塩谷文科相のこの答弁はやはりインパクトがあったようです。
というわけで、朝から気をよくして質問に臨みました。午前中は、佐藤総務相の政治資金問題の追及。日本歯科医師政治連盟から「迂回献金」をもらうは、談合で指名停止になった企業からも献金をもらい続けるは…
「あなたには政治資金規正法を所管する総務相の資格があるか疑わしい」と真正面から批判しました。この質問も「日経」「朝日」「読売」の各夕刊が報道しました。
午後は、50年に及ぶ日本による台湾の植民地支配の実態を報じたNHK「シリーズ・JAPANデビュー『アジアの“一等国”』」(4月5日放送)をめぐって、自民党議員らが「偏向している」「反日的だ」と激しく攻撃している問題を取り上げました。
昨夜、録画再生で見ましたが、とてもいい番組でした。「親日的」といわれる台湾の人々の心の奥底にある複雑な思いが伝わってきました。
私たちは過去を変えることはできません。しかし、歴史を直視すること、互いに歴史を共有すること、反省すべきは反省し、ともに生きることはできます。それでこそ相互理解とより深い友好関係が構築できると感じさせられました。
この問題でいま、NHKは自民党議員らからの攻撃に毅然とした態度を取っています。立派です。政治からの介入を許さない、こうした「自主・自律」の堅持こそ、質のいい番組作りの土台だと、NHK福地会長を激励しました。
ちょうど私の前に、自民党議員が番組を攻撃する質問をしたので、間接的ながら全面対決の論戦となりました。