2009年05月18日
ふーっ。激しい1日でした。AM9:20 新型インフルエンザの感染拡大で、厚生労働省の要請を受け、本日未明、府内すべての公立中学・高校の1週間の休校を発表した大阪府庁へ。
大阪府の高山佳洋医療監、北山保美健康医療部次長から、対応状況と国への要望を聞きとり。大阪の感染者数を問うと「いま何人?」「えーっと、昨夜11時段階で38人でしたが…」と刻々と増えている様子。
すでに昨日の段階で、厚労省の了解を得て、「感染症指定医療機関」(大阪府下に78床しかない)への入院は重症者を優先させ、軽症者は「発熱外来」(大阪府下に41カ所開設)でタミフルをもらって自宅で療養してもらう方針に切り替えたとのこと。
国への要望は2点。
@ 1週間の休校期間中にデータを集めて、「通常の季節性インフルエンザと同等の対応でいい」と政府が宣言してほしい。そうでないと都市機能がマヒする。
A 「水際対策」で空港から保健所に送られてくる「追跡者リスト」が膨大で、「国内感染対策」の足を引っぱっている。「水際対策はもうやめよう」といってほしい。
たしかに、強毒性の鳥インフルエンザへの対応をベースにした政府の方針は、今回の新型インフルエンザの症状からみて、過度な対応となっているかもしれません。
AM10:30 舛添厚労相の秘書官に電話。大阪府から出された要望を伝え、そうした判断が正しいかどうかも含め、よく検討してほしいと要請。
くわえて、学校の休校、保育所の休業で、仕事を休まざるを得なくなった保護者、とりわけ、ひとり親や非正規労働者の雇用と収入に悪影響が出ないよう政府からメッセージを出してほしいと要請。これは私が感じたこと。
大阪府庁での聞き取りには、宮本たけし衆院比例候補、宮原たけし、あべ誠行、黒田まさ子、堀田文一の各府議、吉井英勝衆院議員秘書が同行してくれました。