2009年05月17日
昨日の神戸市に続き、本日、大阪の豊中市、吹田市、茨木市の高校生が新型インフルエンザに感染していることが確認されました。これらの地域では、感染の拡大を抑えるため、小中高校の休校、幼稚園・保育所の休園、高齢者通所施設の休業が実施されます。子どもの保護者などは仕事を休まなければならなくなります。
そこまで考えていなかった人も多いようで、対応に大わらわのようです。党大阪府会議員団員に電話するとあべ誠行幹事長が詰めていて、大阪府庁に開設した6本の臨時電話もなりっぱなしとのことでした。保健所の数と職員数を減らしてきたことが、こういう非常時にネックになっているようです。
明日、急きょ、大阪府に申し入れと、国への要望を聞きにいくことにします。
きょうは午後、31日投票で行われる松原市長選挙にむかう市民集会に駆けつけ25分の演説。最大の争点は「市立松原病院の閉鎖」問題です。昨年11月に市長が突然「病院閉鎖」を発表、わずか20日あまりで「閉鎖条例」を可決、今年の3月末で「閉鎖」してしまいました。
私も、これまで全国各地の公立病院を訪問し、国会で何度も取り上げてきましたが、こんなに短期間に病院の閉鎖を強行した自治体はほかにありません。そこから明らかになったことは2点。いまの松原市政は、@市民の命と健康に責任をもたない、A市民の力を信用せず、市民とともに困難に立ち向かう姿勢がない、ということです。
現職市長は引退、その後継に自民党市議が出馬を予定しています。しかし、市民過半数を超える7万人もの「存続署名」を踏みにじり、あっという間に「閉鎖条例」を可決した張本人。「医療の充実」を訴えているようですが、「市民病院をつぶした者にそんなことを口にする資格はない!」と訴えると満員の会場からはいっせいに「そーだーっ」の声が上がりました。
「みんなの会」の梅木よしあきさんで「市民が主人公」の新しい松原を!(カメラを忘れたので、いただいた花束を帰宅後にパチリ)