2009年05月08日
きのう、きょうと、東京の空模様は降ったりやんだりとはっきりしません。
午前、国公労連の代表と懇談。5月1日、人事院が国家公務員の夏の一時金を0.2カ月分「凍結」する勧告を行ったことについて。労働基本権制約の代償措置としての人事院勧告制度からみてどう?定額給付金のバラマキなど政府の経済対策との整合性は?など議論。「民間も下がりそうだから公務員も」という単純なハナシではなさそう。
お昼、自治労連近畿ブロックの各府県代表と懇談。自治体の非正規労働者の処遇改善問題などで。総務省が4月に出した通達が、処遇改善どころか自治体非正規労働者の「雇い止め」乱発になるキケンがあることが発覚。これは重大。しっかり歯止めをかけねば。
午後、人事院より勧告の説明を受ける。
その後、衆院予算委員会での笠井亮議員の質問を応援傍聴。オバマ米大統領の「核兵器廃絶」発言についての認識を問われた麻生首相。「歴代アメリカ大統領の演説の中でいちばん印象深い演説」と答弁。ならば、核抑止力論に固執することはやめるべき。
さらに、東京外環道路の地下40メートル、長さ16キロメートルにおよぶ「大深度トンネル」計画の裏でうごめくゼネコンと国交省の癒着を暴露した笠井さん。「いくらトンネルだからといって国民に隠れて進めていいのか!?」とはお見事でした。
夕刻、「児童虐待」問題で厚生労働省、文部科学省の担当者からレク。大阪、兵庫で相次いだ、虐待が原因ではないかと思われる子どもの死。全国的にも児童相談所での虐待に関する相談は8年間で3・5倍に増えています。なぜ親が子を虐待するのか、どうして止めることができないのか、もっと深くつかみたいと思っています