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滋賀で憲法タウンミーティング 大阪で憲法記念日街頭演説会

2009年05月03日

 62回目の憲法記念日でした。午後、日本青年会議所滋賀ブロック協議会の「憲法タウンミーティング IN 滋賀」のパネルディスカッションに出演。夕方、大阪駅前で街頭演説。

photo 青年会議所主催の憲法タウンミーティングは昨年の兵庫、奈良に続いて3回目となります。今回のお相手は上野賢一郎・自民党衆院議員。9条をめぐりおもしろい討論になりました。

 私は、@「戦争放棄」「戦力不保持」の第9条は、アジア諸国民2000万人、日本国民310万人の犠牲の上につくられたものである、A自民党「新憲法草案」は、「戦力不保持」規定を削除するなど、「海外での武力行使」に道を開くものとなっている、B21世紀は、アメリカ一国覇権主義が破たんし、新しい平和の世界秩序が前進するなど、9条がいよいよ輝く時代となっている、と3回の発言で主張。

 上野氏は、@これ以上、解釈改憲で対応すると憲法の信頼が失われる、A「自衛隊は戦力ではない」という政府見解は屁理屈、B新憲法には「知る権利」「環境権」など、新しい権利も盛り込む必要がある、と主張。

photo 私は、@「現に存在する自衛隊を憲法に書き込むだけ」というのはゴマカシ。これまでインド洋での補給、イラクでの給水、輸送活動と解釈改憲でやってきたが、明文改憲しなければできないのが「海外での武力行使」、A現行憲法には新しい権利にも対応できるふところの深さがある、と反論。

 また、上野氏の「国を愛する心はとても大事」との意見に対し、私は「愛国心は上から押し付けるものではない。まじめに働いたらまともに生活ができ、誰もが安心して老後を過ごせ、経済的理由で学ぶ権利が奪われることがない、そんな政治をすれば国民の中に自然と国を愛する気持ちが湧いてくる」と発言。会場からは禁止されているはずの拍手が返ってきました。

 立場の違う者が討論することで、憲法をめぐる対決点をシャープにすることができたのではないでしょうか。主催者のみなさん、足を運んでくださったみなさんにお礼申し上げます。

photo ★夕方、大阪駅前で恒例の憲法記念日の街頭演説会。大阪・寝屋川の被爆者のみなさんが出版された『ヒロシマ・ナガサキ 八月のあの日』というメッセージ集も紹介し、オバマ米大統領の核兵器廃絶演説を「心から歓迎する」と訴えました。宮本たけし衆院比例候補、長谷川良雄衆院大阪4区候補、北山良三大阪市議と。

 ★夜、NHK教育テレビ「いま憲法25条 生存権を考える」を視聴。年越し派遣村村長の湯浅誠さんと経済評論家の内橋克人さんとの対談を軸に、私たちの社会が生存権を保障した憲法25条といかにかけ離れたものとなっているか、私たちはそれにどう立ち向かえばいいのか、考えさせてくれる好番組でした。

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