「１０代のための永田町体感ツアー＆政治のヒミツ」という企画（主催：模擬選挙推進ネットワーク）に参加。公募に応じた中学生から大学生までの約２０人とトークしました。

　議員ディスカッションに参加したのは、自民・山内康一衆院議員、民主・藤末健三参院議員、公明・谷口和史衆院議員、社民・保坂展人衆院議員の各氏と私。

　まず、司会者から「麻生政権についてどう思いますか？」「総選挙までに何をしますか？」「総選挙で何を訴えますか？」との質問が。

　私は、「麻生首相は、正社員になれない若者の気持ち、わずかな年金で暮らすお年寄りの気持ちがわかっていないと思う」（１分）

　「若者のために２つのことをやりたい。�@若者を使い捨てにできるようにした労働者派遣法を元に戻すこと。�A経済的理由で学ぶ機会を奪われる若者をつくらないこと」（２分）

　「自民と民主の２大政党では政治の中身は変わらない。自民党政治には２つのゆがみがある。�@極端な大企業中心主義――派遣法改悪も財界の要求だった。�Aあまりにひどいアメリカいいなり――在日米軍に日本を守ることが目的の部隊はない。米軍への『思いやり予算』をやめれば、低所得世帯の大学・高校生の学費免除、給付制奨学金ができる」（２分）

　と回答。みんな真剣にメモまで取りながら聞いてくれました。とくに、自民党政治の２つのゆがみが若者の夢を踏みにじっている、それを取り除いてこそ夢が実現する、との訴えには、大きくうなずいてくれるなど手ごたえを感じました。

　民主党に対し「小沢さんのお金のことをどう思いますか？」というストレートな質問も飛び出し、議員がたじたじになる場面も。

　その後、小グループに別れ、各議員がローテーション。「どうして政治家になったんですか？」「思いやり予算はどうしたらやめられるんですか？」「共産党ってなにを目指しているんですか？」（また出ました！）「憲法９条は変えないほうがいいと思いますか？」「教師の質が問題になっていますがどう思いますか？」

　短い時間でしたが、私をまっすぐ見つめながら質問してくれる若者たちとの対話はとても気持ちのいいものでした。若者たちが夢と希望を抱ける政治と社会に、若者たちとともに前進したいと思います。





◆きょうの１枚◆

　夜。宿舎近くの桜並木も見ごろとなりつつあります。楽しみな季節です。