きょうの近畿地方は、午前中雨、午後はいいお天気でしたが、風が冷たくきつかった。大阪からＪＲ新快速に乗って1時間で近江八幡市へ。滋賀県日本共産党後援会・年次総会で50分の講演でした。

　西松建設からの違法献金疑惑について、「ゼネコンから何百万円、何千万円も受け取りながら、『知らない』『詮索しない』と開き直る政治家に、一生懸命働いても手取り月10万円あるかないか、いつでも使い捨てられる非正規労働者の気持ちがわかるでしょうか？わかるはずがない！」と怒りをこめて訴えました。

　じっさい、この問題は、たんなるカネの問題ではありません。政治家と政党の根本的姿勢にかかわる問題です。党首と大臣が直接関わる疑惑について、自浄能力を発揮できないなら、民主党も、自民党も、国民の立場に立てない政党であることを自ら認めたと同じです。そのくらいの刃が突きつけられていることを二大政党は真剣に受け止めるべきです。

　講演のあと約20分でＱ＆Ａ。「“キャラづくり”で苦労するなど人間関係で悩む高校生が増えているが…」「共産党の議員は定額給付金を受け取るのか？」「内需拡大が大事というが地方ではどうすればいい？」「雇用促進住宅からの追い出しはやめてほしい」とのご質問をいただきました。

　定額給付金については、司会の野村副会長がすかさず、「私は受け取ります。そしていま共産党県委員会の宣伝カーがちょっと古くなっているのでカンパしようと考えています」とナイスな一言を発してくれ、会場は笑いと拍手に包まれました。

　川内たかし・衆院比例・滋賀1区、木村まさみ・衆院滋賀3区、坪田いくお・同4区の各候補とがっちり握手して会場を後にしました。