2009年02月22日
朝、大阪駅から特急サンダーバードで3時間かけて富山へ。午後、富山市で演説会。いつあってもおかしくない解散・総選挙と、4月に行なわれる富山市議選に向かう演説会でした。
富山で演説するのははじめてですが、いいところですねえ。日本海から聳え立つ北アルプス・立山連峰、キトキト(とれとれで新鮮という意味)の海産物など、お天気がよくて時間があれば、自然も味も楽しめます。
現在、富山市で唯一の日本共産党市議・赤星ゆかりさんの演説は、議会の出来事を、自分の感じたことも交えながら、具体的に紹介し、楽しく聞き応えのあるものでした。
たとえば、子どもの医療費無料化を小学校入学前から、他の自治体のように小学校6年生まで拡大するよう求めたのに対し、市長は「風呂から上がっていつまでも濡れた髪の毛でいたら風邪をひくということぐらいは(小学生なら)わかります」と答弁して拒否したはなし。(わが家の3男は小1ですが、わかっていません。風呂上りに裸のまま、TVを見たり本を読んだりして、よく妻にしかられています)
たとえば、赤星議員が議会でほとんど発言しない議員について、「発言しなければ議席ではなく座席だ」と批判したことに対し、「不穏当な発言だ」として会議録削除を強行したはなし。(メディアが注目して、かえって削除部分が広く知られることになりました)
こうした市長と「オール与党」議会の中で、たった一人でも、市民と力をあわせて、子どもの無保険問題の解消、学童保育所の増設など、市民の願いをひとつひとつ実現してきた赤星議員。日本共産党の議員が1人から3人に増えれば、いっそう暮らしと福祉をよくする仕事に力づよくとりくめます。
衆院比例・富山1区候補の佐伯めぐみさん、前富山市議の中山雅之さんとともに、私も50分の演説。@志位質問によって現行法でも「派遣切り」を止める道が開かれた。パナソニック、アイシン、不二越など富山でも拡がる「派遣切り」の流れを変えよう、A富山市議会でかけがえない役割をはたしている日本共産党。なんとしても議席を増やして、B世直しのしごとは議員・候補者だけではできない。あったかい人間連帯の党、日本共産党に入党を、と訴えました。
満員の会場は反応もよく、「いい演説でした」「元気になりました」「おもしろかった」などの感想も。よかった。
富山空港で1時間あまり時間があったので、富山の味を体験することに。レストランの窓からの眺望がすばらしく、雪化粧した雄山(立山頂上)3,003mが見えました。
「立山御前」(2100円)は、富山の代表的な料理がそろって味わえます。
「白海老かき揚げ」(左上) 香ばしく上品。これぞ富山湾の味!
「カジキマグロの昆布〆」(右上) このままいただく。日本酒との相性が抜群。
「ほたるいかの沖漬け」(中央) 生きたまま漬けないとこの色にはならないとか…
「ます寿司」(左下) ますと酢飯がなんともいえない絶妙のマッチング。