2009年02月08日
きょう告示の滋賀・東近江市長選の応援。早朝6時45分に自宅を出て、車で2時間ほど走り、「あったか東近江 みんなの会」の市長候補、ふじた淳子さんの出発式に駆けつけました。
ふじた淳子さんは、日本共産党の町議、市議を28年も務めた大ベテラン。そのうえ、とても気さくな庶民の代表です。藤田さんをぜひ市長にと、たくさんの市民の方が集まってくれました。
私は、市長として、市民のくらしを守ることができるかどうか、いま“3つのモノサシ”が問われている、と訴え。
第1は、国の悪い政治に、市民を代表して“待った”をかけることができるかどうかです。後期高齢者医療制度、障害者自立支援法に加え、市町村合併の押し付け、「三位一体改革」の名による地方交付税の大幅削減が、東近江でも市民のくらしを痛めつけ、旧町ごとのよさを奪い、市財政もピンチにしています。
第2は、大企業にズバッとものが言えるかどうかです。東近江でも日電ガラス、村田製作所など大企業が「派遣切り」「期間工切り」をすすめています。しかし、このあたりが発祥の地である“近江商人”の商業道は「三方よし」。すなわち、“売り手よし、買い手よし、社会よし”です。大企業の「非正規切り」はその精神に真っ向から反します。
第3は、税金のムダづかいに市民の目線でメスを入れられるかどうかです。東近江でも、通園・通学バス有料化、敬老祝い金カットの一方で、急ぐ必要のない大型公共事業や、不公正な同和事業に多額の税金が注がれています。
3つのモノサシのどれをとっても、市民の暮らしを守れるのはふじた淳子さんしかいません。そのことをひろげにひろげ勝利を!
出発式での森しげき・滋賀県議のあいさつは感銘を与えるものでした。非正規切りの嵐のなかで、東近江では多くの労働者(外国人労働者も含む)が労働組合を結成してたたかいに立ち上がっていること、先日、県議会で大戸川ダム中止の意見書が可決された背景には、びわこ空港反対や永源寺ダム反対など東近江地域での長年のたたかいがあることを紹介し、その地で市民が主人公の市長が誕生したら、県政の新しい流れはさらに大きくなると激励されました。
滋賀の住民運動の歴史をふまえた森さんのお話は、いつもとても勉強になります。
photo ふじた淳子さんは、看護師出身の政治家としての“弱い者いじめ”を許さない信条と公約を力強く語り元気に出発。坪田いくお・衆院滋賀4区予定候補とともに「がんばれー」の掛け声で見送りました。