あったか連帯ウェブ 日本共産党参議院議員山下よしき



野党共闘が政治変える 志位講演に共感 
統一候補・野党代表からも 滋賀・党創立記念集会

2019年08月15日


photo 日本共産党滋賀県委員会が11日に大津市で開いた党創立97周年記念集会は、参院比例代表選挙で4選を果たした山下芳生副委員長・参院議員、滋賀選挙区で自民党現職を打ち破って初当選した野党統一の嘉田由紀子参院議員をはじめ、野党3党の代表らも駆け付けました。会場は熱気にあふれ、市民と野党の共闘が政治を変える力であることを実感させました。


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(写真)声援に応える(左から)石黒、嘉田、山下、徳永、田島、小坂、玉木の各氏=11日、大津市


 志位和夫委員長の講演「共闘の4年間と野党連合政権への道」の録画視聴に続く、第2部の参院選報告集会で石黒良治県委員長は「県民の期待に応えて嘉田さんを先頭に滋賀の野党4党が改憲阻止をはじめ『共通政策』の実現のために結束して頑張らなければと決意を新たにしています」とあいさつ。「総がかり行動・しが」の玉木昌美共同代表は、「共通政策」の合意について「前回の参院選以来の市民と野党の共闘の運動の積み重ねがあったからこそできた」と胸を張りました。

 社民党県連合の小坂淑子代表は「いま、志位委員長のたいへん説得力のあるビデオを見せていただき、思わず入党届を書いてもいいかなと思った」と、参加者を笑わせました。「市民と野党の連合政権。前から言っておられるのは存じておりましたが、非常に実現が近いと思わせられる言葉です」と語りました。

 立憲民主党県連の田島一成代表代行は「先ほど、志位委員長もおっしゃっていました。次なる解散・総選挙で、もう一度、野党の力を結集した結果を出すことが私たちに課せられた大きな使命だと思っています」と話し、「もう安倍政権に、野党共闘にケチをつけられない。すきを与えないくらいの結束をみなさんとつくりあげたい」と述べました。

 国民民主党県連の徳永久志代表は、昨年11月から参院選前まで13回行った4党協議について「本当に、石黒委員長には全体をまとめるためにご苦労をいただき、議論をリードしていただいた」と振り返り、選挙後、嘉田氏とともに日本共産党本部にあいさつに訪れた時の様子について「志位委員長から心のこもったねぎらいと、『ともに頑張ろう』という温かい言葉をいただいた」と報告。高校野球に例えて、総選挙では「安倍チームを倒して全国優勝を果たしましょう」と呼びかけました。

 他の日程を繰り上げて駆けつけた嘉田氏は「野党共闘の力をみごとに出していただけた。大きな感謝とともに責任を感じています」とあいさつ。「戦争がなければ健康でいられた母が戦後、結核になり、男尊女卑のきつい家制度の中で苦労した」と語り、戦争の時代を生きた父母の苦しみを孫子の時代にけっして繰り返さないと、憲法9条を守り抜く決意を表明しました。志位委員長が記念講演で語った「多様性の中の統一」に賛意を表し、「多様性があるから強くなれる。野党統一から政権交代へと、これは何としても大きな希望として育てていきたい」と力を込めました。

 山下副委員長は「全国で市民と野党の共闘をいっそう力強いものにして、総選挙で安倍政権を退場させて新しい希望ある政治をつくる上で、滋賀の共闘の中身は全国が学ぶべき豊かな教訓がある」と述べました。

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