日本共産党の山下よしき副委員長・参院議員（比例予定候補）は１６日、大阪府松原市で、穀田恵二国対委員長・衆院議員は同日、高槻市、茨木市で、たつみコータロー参院議員（大阪選挙区予定候補）、山本のり子参院比例予定候補とともに訴えました。

　山下氏は、消費税１０％増税ストップと党の「くらしに希望を―三つの提案」を示し、「野党共闘の勝利と日本共産党の躍進」を訴えました。

　たつみ議員の国会活動を紹介し、「野党、国会にとっての宝の議席がたつみ議員だ」と強調。改選数４の大阪選挙区で「憲法を壊して戦争する政治にひた走る自民、公明、維新に大阪の大事な四つの議席を独占させるわけにはいかない、何としても党派を超えて、たつみ議員の再選のために力を貸してください。希望ある政治の扉を開くために力を合わせましょう」と呼びかけました。

　穀田氏は、年金だけでは３０年間で２０００万円不足するという問題を国会で議論しようとしない自公政権を批判。安心できる年金制度、国保料の引き下げなど希望をもって暮らせる共産党の提案と財源を示しました。

　この間の野党共闘の前進を紹介するとともに「希望を実現するには財界中心、アメリカいいなりの政治とぶつからざるを得ない」とし、政治のおおもとを変える日本共産党の躍進を訴えました。

　たつみ氏は、ブラック企業やコンビニの闇に切り込んだ追及などを紹介し「すべてのブラックな働き方をなくすために、再び私を国会に送り返していただきたい。８時間働けば普通に暮らせる社会をつくるために勝ち抜かせてください」と力を込めました。

　山本氏は「参院比例代表で７議席以上、大阪選挙区でたつみコータローさんの再選で、新しい希望が持てる政治の実現に全力でがんばります」と決意表明しました。